「議事要旨」と「議事録」の違いとは?分かりやすく解釈

「議事要旨」と「議事録」の違いとは?違い

会社勤めをしていると、毎日何らかの会議があります。

そんな会議の後に作られるのが、「議事要旨」「議事録」と呼ばれるものです。

それでは、この「議事要旨」とはどういう意味でしょうか。

また、「議事録」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「議事要旨」「議事録」の違いを分かりやすく説明していきます。

「議事要旨」とは?

「議事要旨」とは、その言葉の意味の通り、「会議で話し合われたことの要旨」をあらわすもので、多くの場合は、第三者に対して会議の内容を伝えるために作成されます。


「議事録」とは?

「議事録」とは、文字の通り、「会議の記録」として作成されるもののことを表す言葉です。

一般的には、題名、日時、出席者、目的、合意事項、todoなどの項目が含まれます。


「議事要旨」と「議事録」の違い

「議事要旨」「議事録」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、会議の内容を伝えるために作成される文章であることは同じですが、本来は目的が違い、そのために形式や内容が異なる場合があります。

この2つの言葉の違いを最も簡単に説明するなら、会議で話し合われたことを明確にして、後で見てもどのような議論があって、どのような合意がなされたかが分かるために作られるのが「議事録」であり、会議で話された内容を要約して記述したものが「議事要旨」であるということになります。

これには大きな目的の違いがあり、会議の内容のなかで重要な部分を記録することを目的としているのが「議事録」であり、会議の内容をだれにでも分かるように記述することを目的にしているのが「議事要旨」といいかえることもできます。

したがって、結果としてまったく同じ内容になるということもありえます。

まとめ

この記事では、「議事要旨」「議事録」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、結果的には同じものになる可能性があるのはすでに説明した通りですが、どちらにしても目的を明確にして作成しなければ意味がないものになってしまいます。

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