「八方塞がり」と「厄年」の違いとは?分かりやすく解釈

「八方塞がり」と「厄年」の違いとは?違い

この記事では、「八方塞がり」「厄年」の違いを分かりやすく説明していきます。

「八方塞がり」とは?

「八方塞がり」の意味は以下の通りです。

1つ目は「陰陽道において、自分の年齢の「1の位+10の位」を足して「10」になる年齢のこと、何をしてもうまくいかずどうしようもない一年になること」という意味です。

たとえば「28歳・37歳」などが対象となります。

2つ目は上記から転じて、「何をしてもうまくいかずに先に進めない状態のこと」という意味です。


「八方塞がり」の言葉の使い方

「八方塞がり」は名詞・形容動詞として「八方塞がりだ・である」と使われることが多くなります。

「八方」「東南北+北東・北西・南東・南西の八つの方角」から転じて「あらゆる方面」という意味、「塞がり」は動詞「塞がる」の連用形画名詞化した言葉で「あいていた箇所が詰まる」から転じて「物が詰まって通じなくなる」という意味、「八方塞がり」「あらゆる方面が詰まって通じない」、転じて「何をしてもうまくいかないこと」になります。


「厄年」とは?

「厄年」「やくどし」と読みます。

意味は「昔から伝えられている信仰で、人生において男性は3回、女性は4回巡って来るという、大きな災難が身に降りかかり易い年齢のこと」です。

「男性:25歳・42歳・61歳」「女性:19歳・33歳・37歳・61歳」とされています。

「厄年」の言葉の使い方

「厄年」は名詞:形容動詞として「厄年だ・である」「厄年に当たる」などと使われます。

「厄」「災難」「よくない巡り合わせ」という意味、「年」「一年」という意味、「厄年」「災難が多いとされる一年」になります。

「八方塞がり」と「厄年」の違い

「八方塞がり」「陰陽道であらゆる方面が詰まって通じない」、転じて「何をしてもうまくいかないこと」です。

「厄年」「古くからの信仰で災難が多いとされる一年、男女で年齢が違う」です。

まとめ

今回は「八方塞がり」「厄年」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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