ゴム手袋の「粉あり」と「粉なし」の違いとは?分かりやすく解釈

「粉あり」と「粉なし」の違いとは?違い

この記事では、ゴム手袋の「粉あり」「粉なし」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「粉あり」とは?

手を入れやすくするのがゴム手袋の「粉あり」【こなあり】です。

手袋の中に手を入れたとき、肌にぺたっとくっついて離れないといった問題を回避できます。

また、手袋がぴたっと肌に張り付き、剥がれ難いといった問題を避けられるのも魅力です。

使われている粉はとうもろこしの澱粉であるコーンスターチという野菜から摂った成分を使っています。

作業していて汗で肌がベタついてもゴム手袋に張り付かないようにする効果もあり、快適に使えるのです。

また、ハンドクリームを手に塗り、手袋してお湯を扱っても、さっと着脱できて肌に負担をかけません。


「粉なし」とは?

手袋の中に粉を入れていない状態で販売しているのが「粉なし」【こななし】です。

あえて粉を入れない理由には、食品を扱う工場で間違って混入するのを避けるため「粉なし」の手袋を使います。

このような手袋であれば手が出し入れしやすく特別な加工が施されているので粉は必要ありません。

また、介護や子育てしている人が手に粉が付いたまま料理を作ったり、肌を触っても安全衛生上に害がないように「粉なし」を推薦しています。


「粉あり」と「粉なし」の違い

「粉あり」「粉なし」の違いを、分かりやすく説明していきます。

とうもろこしのでんぷんからできた粉を手袋の内側全体に塗ってあるのが「粉あり」です。

汗で濡れたとき、手に手袋がベタついて脱がせ難いといった問題が起きません。

また、お湯を使っているときゴム手袋が張り付いて苛立つこともなく、快適に洗えるところが魅力です。

「粉あり」であれば手袋を使って高温の場所に放置しておくとゴム同士がくっついてしまい、剥がし難いといった問題を回避できます。

もう一方の「粉なし」は、食品を扱うとき食べ物に粉が入らず、衛生的に安心して食べられる手袋です。

また、医療現場では人の肌に粉が付着しないよう厚生労働省は「粉なし」の手袋を推薦しています。

まとめ

同じ手袋にも着脱しやすい「粉あり」と、食品を安心して扱える「粉なし」があります。

メーカーの専門サイトや画像などで異なる点を比較してみましょう。

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