「重度訪問介護」と「居宅介護」の違いとは?分かりやすく解釈

「重度訪問介護」と「居宅介護」の違いとは?違い

「重度訪問介護」「居宅介護」には、どのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「重度訪問介護」「居宅介護」の違いを分かりやすく説明していきます。

「重度訪問介護」とは?

「重度訪問介護」の対象者は、障害支援区分4以上。

二肢以上に麻痺、歩行などの「支援が不要」以外に当てはまる人になります。

重度の障害があり常に介護を必要とする障害児や障害者に対しその障害児や障害者の自宅にて日常生活に必要な介護や見守りなどの支援を行うこと。

食事や排せつなどの身体介護。

洗濯などの家事援助。

外出時の援助などを支援するものを意味します。

「重度訪問介護」の場合、1回あたりの支援は原則3時間以上となります。

ただし、例外として1時間や1時間以上の支援も認められています。

支援後、次の支援が入るまでの空白時間に細かな設定はなく、連続支援や30分後の支援でも特に問題はありません。


「居宅介護」とは?

「居宅介護」の対象者は、障害支援区分1以上。

「身体介護」「家事援助」の支援を区分2以上で歩行などについて支援が必要に当てはまる人になります。

障害児や障害者の自宅にて支援を行い、入浴介護や排せつ介護、洗濯などの家事援助、通院支援などを行います。

「居宅介護」の場合、1回あたりの身体介助は原則3時間以内。

また、家事援助は1回あたり原則1. 5時間以内です。

支援後、次の支援が入るまでの空白時間は2時間以上を設ける必要があります。


「重度訪問介護」と「居宅介護」の違い

「重度訪問介護」「居宅介護」は、利用者の障害度合いが異なることか、受けることのできる支援時間に大きな差が生まれます。

「重度訪問介護」の場合は、原則3時間以上の支援を受けることができる一方、「居宅介護」は原則3時間以内になります。

また、1回目の支援から次の支援までの空白時間においても、「重度訪問介護」「居宅介護」には大きな違いがあります。

まとめ

以上のように、支援内容において細かな規定がことなるものとなります。

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