「双眼顕微鏡」と「双眼実体顕微鏡」の違いとは?分かりやすく解釈

「双眼顕微鏡」と「双眼実体顕微鏡」の違いとは?違い

この記事では、「双眼顕微鏡」「双眼実体顕微鏡」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「双眼顕微鏡」とは?

手元の小さな虫や石、動物の毛を見やすくするために対象物を対物レンズから両目で見れば、小さいものがプリズムの原理で分割して大きく見えるものを「双眼顕微鏡」【そうがんけんびきょう】といいます。

この顕微鏡が世の中に登場したのが1678年で、シェルバンがレンズを2個にして組み合わせたものを開発しました。

これが19世紀に入るとより精巧になり、1880年には3個のプリズムになり、半透鏡にした接合面を持つ顕微鏡が世の中に出たのです。

倍率は10倍以上で、性能が良いものは1000倍にもなります。

使い方は、見たいものを薄く切り、スライドガラスにのせたものを挟んで固定し、観察するわけです。


「双眼実体顕微鏡」とは?

人間が持つ2つの眼でレンズを覗けば花粉や細胞、鉱物、虫を立体的に見れるのが「双眼実体顕微鏡」【そうがんじったいけんびきょう】です。

立体的に倍率20から40倍までに小さな物をリアルに見れます。

プレパラートが無くても観察できるのが利点であり、左右の鏡筒の幅を自分の眼の幅に合わせるわけです。

また、接眼レンズから見て、焦点が合わなければ粗動ネジで顕微鏡の頭を上や下に動かします。

この修正により、ピントが合う位置を確保し、微動ネジで右目がはっきり見えるようにしたり、視度調整リングでさらに両目の視力にぴたりと合わせるようにピントを合わせて使うものです。


「双眼顕微鏡」と「双眼実体顕微鏡」の違い

「双眼顕微鏡」「双眼実体顕微鏡」の違いを、分かりやすく解説します。

学校によく置いてある「双眼顕微鏡」は物を薄く切り、スライドガラスの上にのせたものを観察する道具です。

倍率は10倍から1000倍と開きがあり、接眼レンズを覗くように見れば、小さな虫や鉱物がプリズムを通してターレット内の対物レンズによって変換し、大きく見えるのです。

見たいものを細かいところにまで観察できるよう光路を2つ持ち、低倍率でも立体的に見れたり、長作動距離が可能になります。

もう一方の「双眼実体顕微鏡」の倍率は40倍程度となり、物を拡大するよりも立体的に見るところに焦点を当てたものです。

よく使われている所は工場の組み立てや解剖、手術する病院です。

まとめ

見た目や物を見るといった使い方に違いはありませんが、倍率や使っている場所、性能、部品などが異なります。

専門メーカーの公式HPや画像で見比べてみるといいでしょう。

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