この記事では、「ローストビーフ」と「ステーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ローストビーフ」とは?
ローストビーフとは、牛肉の塊に下味をつけオーブン等で蒸し焼きにした料理のことをいいます。
イギリスの伝統的な料理で、肉汁からつくるグレイビーソースをかけて食べるのが一般的です。
ホースラディッシュやクレソンなどの薬味も添えられています。
イギリスでは日曜日に食べるメインディッシュでした。
日本に伝わったのは江戸時代の末期頃で、現在はローストビーフを提供する飲食店もあります。
ご飯の上にローストビーフをのせたローストビーフ丼なども人気を集めています。
「ステーキ」とは?
ステーキとは厚切りの肉を鉄板やフライパンなどで焼いた料理のことをいいます。
英語の「steak」をそのまま日本語にした言葉になります。
元々、ステーキは調理法を表す言葉でした。
ステーキというと牛肉を使ったビーフステーキが一般的ですが、鶏肉を使ったチキンステーキや豚肉を使ったポークステーキ、ハムを焼いたハムステーキなどもあります。
また、ハンバーグもハンバーグステーキといったりします。
肉を一口サイズにカットしたサイコロステーキもあります。
ソースに決まり等はありません。
「ローストビーフ」と「ステーキ」の違い
ローストビーフは牛肉をオーブンで蒸し焼きにした料理で、ステーキは厚切りの肉を鉄板やフライパンで焼いた料理です。
そのため調理法に違いがあります。
また、ローストビーフは必ず牛肉を使用しますが、ステーキは牛肉以外にチキンやポーク、ハムなどを使った料理もあります。
ただし、単にステーキというと牛肉を焼いたビーフステーキを指すことが多いです。
まとめ
ローストビーフとステーキの違いは、調理法と使用する食材にあります。
オーブンで蒸し焼きにするのがローストビーフで、鉄板やフライパンで焼くのがステーキです。
また、ローストビーフは牛肉ですが、ステーキは牛肉以外の場合もあります。