この記事では、「逢引」と「デート」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「逢引」とは?
男女がデートするという意味で使われている言葉が「逢引」【あいびき】といいます。
おおやけの場で男女が手をつないで歩くのもいやらしい行為とされていた時代、デートするのは不道徳と言われていました。
そのため、人目を避けて夜遅くに会ったり、家から遠い場所で待ち合わせては性行為するのが一般的だったのです。
そのため、密かに2人は出会い、引かれ合うように密会するという意味で使われています。
「デート」とは?
恋愛感情を持ち、お互いに愛し合う男女が楽しい時間を共有するために会うことを「デート」といいます。
飲食したり、施設に行って楽しむといった行為してお互いに距離を近づけるのです。
日中に堂々と駅前で待ち合わせしたり、車で景色を眺めながら車でドライブするのも「デート」の楽しみ方になります。
主に、独身の男女が会って食事したり、性行為して関係を深める行為を指す言葉です。
「逢引」と「デート」の違い
ここでは「逢引」と「デート」の違いを、分かりやすく解説します。
惹かれ合う男女が人から見えない所で会い、二人だけの時間を過ごして恋愛感情を深めるのが「逢引」です。
もう一方の「デート」は恋愛感情を持つ男女が仲を深めるため食事したり、映画鑑賞する、散歩して楽しむ行為で愛情を深めるという意味があります。
「逢引」は一昔前に使われていた言葉で、現代では恥ずかしがらず二人の時間を楽しむ行為を指す言葉です。
「逢引」の例文
・『社会に反する行為とは分かっていても、既婚者と逢引を重ねた』
・『姉が愛する人に惚れてしまった私は、裏山で何度も逢引した』
「デート」の例文
・『デートで何をすれば盛り上がるかに目を向けて、内容を考えたい』
・『初めてのデートは緊張したが、手をつないで歩くだけでも楽しかった』
まとめ
愛し合いたいと思う気持ちを強く相手にぶつける人同士が会う行為を指す言葉を取り上げました。
相手とどのような形で会うか深堀してみましょう。