この記事では、「トレッキングブーツ」と「アルパインブーツ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「トレッキングブーツ」とは?
標高が低い山を登るために開発した「トレッキングブーツ」は、軽登山向けの靴です。
外側のソール部分は硬いので、石ころが転がっていたり、でこぼこがある山道でも足首にあまり負荷をかけずに登れます。
内部のソールは程よく柔らかいので、快適に歩けるため長時間の登山に最適なブーツであり、ハイキング初心者にとっても扱いやすいのが魅力的です。
雪がない山道、雨が降る日といったときも気軽に履いて歩きを楽しめるのが「トレッキングブーツ」の便利なところになります。
「アルパインブーツ」とは?
強いグリップにより、でこぼこがきつい斜面を登ることが快適にできるのが「アルパインブーツ」です。
ソールが硬いためしっかり崖や地面を安定しつつ足場が小さくてもしっかり立ち込みできるのも魅力的になります。
また、防水機能に優れているため雨や雪の日でも水が浸透しにくく、快適に登山できるブーツです。
岩場が多い場所でも難なく登れるようクライミングゾーンに特化した形状を採用するといった「アルパインブーツ」にはハイカットが多く、アウトソールはより接地面積を大きくして、最大限の摩擦力を出せるようにしています。
「トレッキングブーツ」と「アルパインブーツ」の違い
「トレッキングブーツ」と「アルパインブーツ」の違いを、分かりやすく解説します。
外側のソールは硬いため、おうとつがある山道でも歩きやすく、それでいて内側は足先を痛め難く、歩きやすいのがいいところです。
標高が低めの登山に最適ですし、雪が無い山でも快適に歩けます。
木や岩といった路面でも安全に踏みしめて歩けたり、防水性と断熱性に優れているブーツが多く、一年中を通して使えるのが魅力的です。
もう一方の「アルパインブーツ」は、小さな面積の岩場でもしっかりとらえて滑り落ちない硬いソールを採用しています。
また、強いグリップと接地面積をなるべく広くとらえられるアウトソールを採用し、脱げ難いハイカットのブーツを揃えているわけです。
また、つま先と踵部分には爪アイゼンを装着できる12本もの「コバ」をデザインしているため、標高が高い海外での登山を可能とします。
まとめ
登山に使えるブーツを2つ取り上げてご紹介しましたが、標高が高い所に相応しいか、どのような足場に使えるといった点に違いがありますので、サイトや資料で比較してみるといいでしょう。
