この記事では、「ユーフォルビア」と「サボテン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ユーフォルビア」とは?
ユーフォルビアは、Euphorbiaとも表記される言葉です。
そんなユーフォルビアは、トウダイグサ科トウダイグサ属に分類される一年草、または多年草を表します。
本来はトウダイグサ科の属名の1種であり、多肉植物や観葉植物として栽培されており、ユーフォルビア属は2000種以上も存在する事から、ほぼ世界中に分布しているのです。
中には、棘を持つものも存在しています。
「サボテン」とは
サボテンは、ポルトガル語で石鹸という意味の言葉と手という意味の言葉を合成した結果、生まれた言葉であると言われているのです。
そしてサボテンは、サボテン科に属している植物の総称を示します。
そんなサボテンは、北アメリカと中央アメリカを中心として、2000種以上も存在しているのです。
茎は多肉質であり、葉が棘状になっているというのが特徴で、乾燥地に多く生えているのが確認される植物となっています。
大きな特徴である棘は、茎や葉が変化したものであると考えられているのです。
「ユーフォルビア」と「サボテン」の違い
ユーフォルビアとサボテンの文字表記を比較すると、使用している文字も読み方も全然違っている事に気付けます。
所がユーフォルビアの中には、棘を持つ等の形状がサボテンに似ているものもあるため、混同する恐れはないとは言えません。
とはいえユーフォルビアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の植物です。
一方のサボテンは、サボテン科の植物の総称となっています。
更にサボテンの棘の根元には毛で覆われていますが、ユーフォルビアの棘にはありません。
まとめ
2つの言葉は、使用している文字も読み方も全然違っています。
ですがユーフォルビアの中には、サボテンの様に棘を持つものもあり、ぱっと見の形状は似ているものも存在するのです。
ただしユーフォルビアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草や多年草に対して使用する言葉となっています。
対するサボテンは、サボテン科の植物の総称であり、棘の根元には毛で覆われているのが特徴ですが、ユーフォルビアの棘にはそういった毛はないです。