愛犬家ならば知ってて当然!?
この記事では、犬の「おしっこ」と「マーキング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おしっこ」とは?
犬に関わらず、全ての生き物における生理現象にあたります。
ただし人間でも恐怖から失禁してしまうケースがあるように犬や猫でも恐怖から失禁してしまうケースは多々あると言えるでしょう。
例えば動物病院で自分よりサイズの大きい犬に遭遇した場合や医師に注射されるシーン等は良くあるケースです。
また嬉しい場合や自分が不服に思った時の当てつけ、つまりは感情表現の1つだと言い換える事ができます。
「マーキング」とは?
基本的にはオスもメスも自分の縄張りを示すための行為に該当します。
漫画のワンシーンで見られる電柱に片足を挙げてマーキングする行為は古今東西問わずに描写されていました。
またメスは発情期にオスにそれを知らせるためにマーキングをする事が解っています。
メスのマーキングは猫の方が顕著ですが、犬も同様です。
フェロモンが含まれているために通常の尿の香りとは違った独特の匂いを放ちますのでわかりやすいと言えるでしょう。
猫のスプレーとはまた違い、犬はより高いところへ少量ずつ印づけを行うのも特徴です。
「おしっこ」と「マーキング」の違い
犬の「おしっこ」と「マーキング」の違いを、分かりやすく解説します。
おしっこはあくまでも生理現象にあたります。
そのため室内、室外問わず、また何も教えていなくてもある程度毎回決まった場所で行います。
それに対してマーキングは自分のテリトリーを知らせるための意図的な行為であり場所は不定。
自分の“痕跡”を他の犬に知らしめるためにより高い位置へ何カ所も行うのが違いだと言っていいでしょう。
またメスの場合も自身の発情を知らせるために何カ所も行います。
いずれにせよマーキングは自分の存在を他犬に“知らしめる”行為だと言っていいでしょう。
まとめ
犬のおしっこは生理現象であり、感情表現の1つだと言っていいでしょう。
そこに他犬、他者の介在はありません。
一方でマーキングは自分のテリトリーの存在と発情期を知らせる2つの目的があり、何れも他犬、他者ありきの行為だと言っていいはずです。