この記事では、「行う」と「実施する」の違いを分かりやすく説明していきます。
「行う」とは?
物事をする、という意味です。
改まった場で使われることが多くあります。
「土日だけ深夜営業を行う」という使い方をすると、平日は違うけれど、土日は深夜でも栄養をしているという意味になります。
この場合は「営業」という物事をすることを意味しています。
「インタビューを行う」という使い方をすると、「インタビュー」という物事をするという意味になります。
「インタビューをする」と異なる点は、「行う」を使った方が改まった雰囲気になることです。
「する」は日常会話でも使われます。
「実施する」とは?
実際に物事をする、という意味です。
規則、法律、計画などを実際にすることをいい、広く使われています。
「マラソン大会を実施する」という場合だと、マラソン大会というイベントを実際にすることを意味します。
今が7月で、8月に試合をやると計画をしているとします。
これは「来月に試合を実施する」といいます。
「キャンペーンを実施する」「施設で実施する」など、さまざまな使い方ができます。
今から何かをする場合も、これから先のある時点で何かをする予定であるときも使う言葉です。
「行う」と「実施する」の違い
「行う」と「実施する」の違いを、分かりやすく解説します。
物事をするという意味が同じです。
「運動会を行う」「運動会を実施する」など、同じような場面で使うことができます。
しかし、同じ使い方ができないこともあります。
後者の場合は、法律を実際にする場合にも用いることができますが、前者は法律を実際にするという意味ではあまり用いません。
また、「行う」はこれで一つの言葉ですが、「実施する」は「実施」と「する」からなっています。
「実施」は名詞なので、後に動詞の「する」をつけています。
まとめ
どちらも同じような使い方ができます。
しかし、法律については後者の方が使われています。
