タイヤを交換する時に気をつけなければならないのが、ホイールナットの形状とサイズです。
また、ホイールの形状によってはナットの頭のサイズを「19mm」にする必要があるかもしれません。
それでは、このホイールナット「19mm」とはどういう意味でしょうか。
また、「21mm」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、ホイールナット「19mm」と「21mm」の違いを分かりやすく説明していきます。
ホイールナット「19mm」とは?
ホイールナット「19mm」とは、製品コードとしては19HEXなどと表記される、ナットの頭の直径が19mmのものを指す言葉です。
このサイズはボルトの形状やサイズとは関係ないので、このサイズでないと締められないということはありません。
ホイールナット「21mm」とは?
ホイールナット「21mm」とは、同様に21HEXと表記するナットの頭の直径が21mmである製品のことを指す言葉です。
このサイズは、締め付ける時に使用するナットレンチのサイズに影響するので、対応したレンチを用意する必要があります。
ホイールナット「19mm」と「21mm」の違い
ホイールナット「19mm」と「21mm」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、自動車のタイヤを装着するホイールナットの頭の直径なのですが、ホイールナットを選ぶ時に参考にするのが「M12×P1. 5 21HEX」のようなコードです。
「M12」はミリネジで内径12mm、「P1. 5」はねじ山の間の感覚が1. 5mm、「21HEX」とは、ナットの頭が六角形で直径が21mmであることを表しています。
今回の「19mm」や「21mm」とは最後に説明したナットの頭の直径ということです。
このサイズは、締めるネジの長さや大きさとは関係ないので、どちらを使っても基本的には締めることができます。
しかし、締め付けるに従って、ナットを閉めているレンチがホイールに干渉するケースもありえるので、そのような時は小さい方が良いのですが、逆に締め付ける場合のトルクは小さくなるということです。
まとめ
この記事では、ホイールナット「19mm」と「21mm」の違いを、解説してきました。
ホイールナットの頭の大きさに関しては、現在装着されているものと同じ、または純正で初期装着品と同じものを使うのが安全でしょう。