あなたはどちらが好み?この記事では、ハイラックスサーフ「215後期」と「215後期」の違いを分かりやすく説明していきます。
「215前期」とは?
かつての日本車は4年前後でフルモデルチェンジが定番。
ハイラックスサーフとしての最終モデルとなった「TRN215W」にもマイナーチェンジがされていますが、2002年11月の販売開始から約2年半後にあたる2005年8月に行われています。
このマイチェンまでの期間が215前期に該当します。
「215後期」とは?
前述した2005年8月のマイチェン後からハイラックスサーフの歴史に終止符を打った2009年7月までの4年間に販売されたモデルを指します。
ハイラックスサーフ「215前期」と「215後期」の違い
ハイラックスサーフ「215前期」と「215後期」の違いを、分かりやすく解説します。
最上位モデルのエンジン3. 4L V6仕様が4. 0L V6仕様に変更されてパワーアップ。
時代を象徴しディーゼルターボ車がラインナップから消えています。
これは京都議定書の発効を前に2002年から新短期規制が施行され、マイチェンされた2005年には新長期規制が実施された事が大きな要因だと言っていいでしょう。
若干ですが全長、全幅もアップされているのもスペックとしての変更点になります。
外見的な違いとしてはフロントグリル部分の変更が印象の違いを演出しているのは間違いありません。
フルモデルチェンジから4年経過しており、技術の進化に伴いヘッドライトがプロジェクター方式、テールレンズがLED方式を採用。
またフロントバンパーの変更と共にフォグランプを標準装備しています。
まとめ
215前期は2002年11月の販売開始から2005年8月まで販売されていた車両です。
215後期は同年8月のマイチェン後から2009年7月の販売終了までの車両を指します。
スペック的には全長、全幅がロングワイド化。
また上位モデルのエンジンが3. 4Lから4. 0Lにパワーアップされました。
2000年代初期の世相を物語る通り、京都議定書の発効を前にしての各種規制の煽りでディーゼルターボは国内ではカタログ落ちする事になりました。
マイナーチェンジですので印象を変える為にフロントの外観が変更は当然の事だと言えるでしょう。
フロントグリル、フロントバンパーの形状変化はもちろんのこと、フォグランプを標準装備などの外装変化が行われました。
技術的にもヘッドライトがプロジェクター方式、テールレンズがLEDを採用。
販売開始から4年の経過を感じさせる新技術が使われています。
また215後期は販売対策としてマイチェン後から常時と言っていいほどメーカーの特別仕様車が存在。
各地域のトヨタディーラー仕様の限定車も販売されていた事を踏まえると価格に対するバリュー感は圧倒的に勝っていたのは間違いありません。