大きければ良いとは言えない?
この記事では、ディスクグラインダー「100mm」と「125mm」の違いを分かりやすく説明していきます。
「100mm」とは?
ディスクグラインダーにおける刃の外径いわゆる砥石径が100mmのものになります。
一般に流通している汎用品の1番小さいサイズです。
インパクトドライバーや電動ドリルなど他の電動工具類と同様に家庭でのDIY軽作業用としての使用を念頭に作られていると言えるでしょう。
基本的に100〜105mmまでの研削砥石・交換用ディスクを装着可能。
メーカー純正品は100mm、使用用途特化型の商品は105mmのものが多く販売されている傾向にあります。
「125mm」とは?
砥石径が125mmを基準としたものです。
本体のサイズは100mm同様のコンパクトでパワーアップを謳った商品が多く、いわゆる上位グレードに該当します。
ディスクグラインダー「100mm」と「125mm」の違い
ディスクグラインダー「100mm」と「125mm」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的にはディスクグラインダーは初期規定の砥石径と同じディスクしか使えません。
ただし100mmのものに関していえば、1番流通量が多く販売されている商品のため125mm対応ディスクが装着可能になる変換アダプターを使えばサイズアップは可能です。
故障のリスクは上昇すると言われていますが、実際の本体のサイズは変わらない場合も多いのが事実。
対応サイズ以外への注意喚起はされていますが、実際に換装されて使用されている方も多いと言えます。
ただし逆のケースはカタログスペックを発揮できない可能性が高いと言えるでしょう。
まとめ
ディスクグラインダー「100mm」と「125mm」の違いは対応砥石径によるものでした。
両者ともに家庭でのDLY軽作業を念頭に置かれた仕様になっています。
一番ラインナップが豊富な「100mm」には「105mm」の交換用ディスクもあるほか、変換アダプターを使えば「125mm」ディスクも使用可能です。
逆に「125mm」対応の製品に「100mm」のディスクを使用するのは推奨されていません。
そもそもディスクグラインダーの機械軸と各種ディスクの穴径が合わないため物理的にも使えないと言えるでしょう。