この記事では、「ラングドシャ」と「クッキー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ラングドシャ」とは?
クッキーの生地の部分には卵白だけを入れて作る焼き菓子を「ラングドシャ」といいます。
あえて卵黄は使わず生地を焼くので味はあっさりしていて、小麦粉の味がしっかり楽しめるのが魅力です。
生地の間に挟むチョコレートの味を邪魔せず、反対に引き出す効果もあります。
さくっとした軽やかな食感に仕上がりますし、軽やかな味を楽しめる焼き菓子になるわけです。
この生地との間にはチョコレートやホワイトチョコレートを挟むのが「ラングドシャ」の美味しさでもあり、口の中で甘さと軽やかなクッキーが絶妙にまじり合い、品の良い焼き菓子を楽しめます。
「クッキー」とは?
卵黄を入れて焼いた生地を楽しむ焼き菓子を「クッキー」といいます。
砂糖や牛乳で味を付けて、そこに小麦粉を入れて混ぜたものをよく混ぜ合わせて薄く伸ばし、丸や正方形といった形に型抜きするわけです。
生地の表面に卵黄を塗ったり、グラニュー糖をまぶしてオーブンで焼けば、さくっとした独特な食感が楽しめる焼き菓子になります。
なかにはチョコチップを入れたものや、乾燥させた果物を入れて焼いた個性的な味を楽しめる甘い「クッキー」も揃うお菓子です。
「ラングドシャ」と「クッキー」の違い
「ラングドシャ」と「クッキー」の違いを、分かりやすく解説します。
「猫の舌」という意味がある「ラングドシャ」は、とても薄い生地で長細い形の焼き菓子です。
表面はざらつきがある「ラングドシャクッキー」には「クッキー」のように卵黄は入っていません。
卵白を使っていないので味はしつこくなく、あっさりした味に仕上げられています。
薄い生地は簡単に噛めて、さくっとした食感で、色は少し白いものが主流です。
もう一方の「クッキー」には卵黄が入っているため色は黄色っぽいものが多く、厚みがあり、食べ応えを感じられます。
生地にはココアやチョコレートといったものを混ぜて焼いたり、動物型や星、車といった個性的な形があるのも子供の気持ちを掴むお菓子です。
まとめ
同じ焼き菓子であっても、卵の使い方に違いがありますので、専門店やお菓子メーカーの公式HPを見て、比較してみるのも新たな発見となるでしょう。