この記事では、「鎮江香酢」と「鎮江黒酢」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鎮江香酢」とは
この記事では、「鎮江香酢」と「鎮江黒酢」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鎮江香酢」とは?
鎮江香酢とは黒酢の一種で、「ちんこうこうず」といいます。
中国で作られている黒酢で、中国三大名酢の1つに数えられています。
鎮江香酢の鎮江は中国の江蘇省にある地名で、鎮江香酢は鎮江市の特産品として有名です。
もち米から作られており、黒い色をしています。
もち米を発酵させ酒をつくり、もみ殻を加えて攪拌し、酢酸菌によって酢化させます。
黒い色をしているのは、もみ殻を加えるためです。
その後、熟成したのが鎮江香酢で、熟成期間が長いので風味が強く刺激が少ないのが特徴になります。
中国では飲食店などに普通に置かれている調味料で、つけダレなどに使用します。
小籠包や水餃子などを食べる時のタレに使うことが多いです。
また、酢豚など料理の調味料として使うこともあります。
それから鎮江香酢は、香りが良いというのも特徴です。
日本では、鎮江香酢を扱っているスーパーマーケットがあります。
「鎮江黒酢」とは?
鎮江黒酢とは、鎮江香酢のことです。
中国語では黒酢のことを香酢といいます。
日本では健康志向の高まりもあり、黒酢がブームになりました。
黒酢は一般的なお酢と比べアミノ酸が豊富に含まれており、ビタミンやミネラルも豊富だからです。
鎮江香酢のことを間違えて鎮江黒酢といっている場合もありますし、黒酢であることが分かりやすいように鎮江黒酢と呼んでいる場合もあります。
「鎮江香酢」と「鎮江黒酢」の違い
鎮江黒酢は鎮江香酢のことを指しているので、違いはありません。
黒酢の方が日本人には分かりやすいので、鎮江香酢のことを鎮江黒酢と呼ぶこともあります。
鎮江で作られている黒酢という意味になりますから、鎮江香酢ではなく鎮江黒酢といっても間違いではないでしょう。
まとめ
鎮江香酢と鎮江黒酢は同じものなので、違いはありません。
黒酢のことを中国語では香酢といいます。