陸上自衛隊には、特技として大義されている「レンジャー」というものがあり、この称号を獲得することは多くの隊員の目標になっています。
それでは、この「レンジャー」とはどういう意味でしょうか。
また、「空挺レンジャー」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「レンジャー」と「空挺レンジャー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レンジャー」とは?
「レンジャー」とは、アメリカ陸軍の制度を手本にして日本の陸上自衛隊で行われている訓練過程を修了した隊員が名乗ることができるもので、胸に「レンジャー」徽章を付けることができる名誉職です。
「空挺レンジャー」とは?
「空挺レンジャー」とは、前述の「レンジャー」同様の陸上自衛隊の付加特技の呼称で、第一空挺部隊の隊員はこの訓練過程が義務化されています。
「レンジャー」と「空挺レンジャー」の違い
「レンジャー」と「空挺レンジャー」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、陸上自衛隊の付加特技の称号であり取得するのは非常に難しいものであることは同じですが、そもそも取れる隊員の所属が違い、それによってテスト項目も違います。
そもそもこの2つの違いは取得できる所属部隊の違いで、「空挺レンジャー」はその名の通り、第一空挺団に所属する人が取得できるもので、「レンジャー」はそのほかの部隊の人が取得します。
さらに、重要なのは、第一空挺団の隊員は全員が「空挺レンジャー」称号を取得するということです。
このように「空挺レンジャー」は空挺部隊の基本技能として定義されているので、訓練課程も若干違います。
空挺以外の「レンジャー」は完全に志願制なので、取得する人は全体の1-2割だと言われています。
まとめ
この記事では、「レンジャー」と「空挺レンジャー」の違いを、解説してきました。
もともと「レンジャー」というものはアメリカ陸軍の制度から来たものなので、基準もアメリカのものを手本にしています。
取得するのが困難であることも同様です。