お店で売られているアイスとして「ラクトアイス」と「アイスミルク」があります。
この2つはどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「ラクトアイス」と「アイスミルク」の違いを解説します。
「ラクトアイス」とは？
「ラクトアイス」とは、「乳固形成分が3. 0%以上の氷菓子」です。
「ラクトアイス」の使い方
コンビニの冷凍ケースで売られている冷たい氷菓子を総称して「アイス」といいますが、氷菓子は厚生労働省の基準により含まれる成分で区分されています。
食品中に乳固形成分が3. 0%以上含まれている氷菓子が「ラクトアイス」です。
乳脂肪が少なく氷菓子の中ではあっさりした味わいです。
比較的安価製品によく見られます。
「アイスミルク」とは？
「アイスミルク」とは、「乳固形成分が10. 0%以上で乳児部分が3. 0%以上の氷菓子」です。
「アイスミルク」の使い方
乳固形成分が基準値である10. 0%を超えていることに加え乳脂肪も基準である3. 0%を超えている氷菓子を指します。
乳固形成分と乳脂肪分のどちらか一方でも基準に達しなければ「アイスミルク」ではありません。
「ラクトアイス」と「アイスミルク」の違い
「ラクトアイス」と「アイスミルク」の違いは「乳固形成分と乳脂肪分の含有量」です。
乳固形成分が15. 0%以上で乳児部分が8. 0%以上の氷菓子は「アイスクリーム」で、乳固形成分が3. 0%以下の氷菓子は「氷菓」です。
アイスと呼ばれる氷菓子は「アイスクリーム」「ラクトアイス」「アイスミルク」「氷菓」の4つに分類され、含まれる乳固形成分の乳児部分の量によって区別されます。
基本的に乳固形成分や乳脂肪が多いとミルク風味の強い味わいになり、成分を含まないものはかき氷のようにミルク風味のない味わいになります。
まとめ
「ラクトアイス」と「アイスミルク」は厚生労働省が定める基準によって分類されます。
味や値段に違いがあるので基準を知って選びましょう。
