インスタントカメラの違いを解説!
この記事では「ポラロイドカメラ」と「チェキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポラロイドカメラ」とは?
1937年に「エドウィン・ハーバード・ランド」がポラロイド社を創設。
同社から発売されたインスタントカメラをポラロイドカメラとして呼びます。
インスタントカメラ最大手だけに古くから漫画や映画などでも登場しています。
『ジョジョの奇妙な冒険』で「ジョセフ・ジョースター」が使用していたインスタントカメラは米ポラロイド社の「SUN 670」なのは有名な話。
インスタントカメラ最大手だったものデジタルカメラの波に飲み込まれて2001年、2008年と2度の経営破綻を起こしています。
「チェキ」とは?
1998年12月に発売されたインスタントカメラの商品名であり『富士フイルム』社が登録商標を持っています。
手軽に取れるインスタントカメラとして人気を呼んだものデジタルカメラが浸透。
デジタルデータ化の波に飲み込まれかけるも、海外での販売が拡大。
逆に同社の主力商品として2010年以降は販売台数を伸ばしています。
実質的に国内外で競合するインスタントカメラ機種が少ない事に加え、デジカメとのハイブリッド化も展開するなど、販売開始から25年経過してより多様性を持つ様になりました。
「ポラロイドカメラ」と「チェキ」の違い
「ポラロイドカメラ」と「チェキ」の違いを、分かりやすく解説します。
ポラロイドカメラは元々は米国『ポラロイド』社から販売されたインスタントカメラを指します。
一方のチェキは日本の『富士フイルム』社が販売。
その登録商標も所有しています。
厳密には販売会社が違うインスタントカメラであるため当然デザインも違いますが、2010年4月に販売された「ポラロイド300」はチェキのOEM製品でした。
このため従来のポラロイド社のインスタントカメラとは一線を引いたものであるのは間違いありません。
この時には既に2回の経営破綻によりポラロイドの名称ライセンスを売り渡した後の出来事でした。
まとめ
ポラロイドカメラは米国ポラロイド社のインスタントカメラの名称。
チェキは日本富士フイルム社のインスタントカメラの名称になります。
またポラロイド社は2度の経営破綻後に買収済。
「インポッシブル」社が販売しているインスタントカメラにはポラロイドブランドがついている為、広義でいえばポラロイドカメラにあたると言えるでしょう。