「ナイロン」や「オックスフォード」は生地の素材や織り方を表す言葉です。
この記事では、「ナイロン」と「オックスフォード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ナイロン」とは?
「ナイロン」とはポリアミド合成樹脂を表す言葉であり、こちらは石油を原料として作られます。
「ナイロン」は合成繊維としてもよく使われるものであり、これよりもさらに大きな生産量を誇っている合成繊維にはポリエステルが有名です。
「ナイロン」やポリエステルは合成繊維として様々な服に使われており、耐久性の高さや摩耗や摩擦に強い点、軽さなど様々なメリットが存在します。
「ナイロン」は石油を原料にしていることから熱に弱く、これを使った服は乾燥機やアイロンを使う時に注意が必要になります。
ナイロンを使った服は中性洗剤や弱アルカリ性の洗剤を使用することが可能であり、乾燥させる時は直射日光を避けることが必要です。
「オックスフォード」とは?
「オックスフォード」とはイギリスに存在する州を示す言葉であり、こちらは「オックスフォード大学」があることで有名です。
「オックスフォード」は生地の織り方を表す時にも使う言葉であり、この織り方は斜子織(ななこおり)と呼ばれています。
「オックスフォード」は平織組織の一種であり、シャツやバッグ、アパレル商品などに使われています。
「オックスフォード」には色々な種類があり、細くて光沢感があるものは「ロイヤルオックスフォード」、太めの糸を使ってカジュアル感を出したものは「ロイヤルオックス」と分類することが可能です。
「オックスフォード」生地に使われる素材は綿や「ポリエステル」があり、それぞれで質感や触り心地が違います。
「ナイロン」と「オックスフォード」の違い
「ナイロン」は石油を原料としたポリアミド合成樹脂や合成繊維を示す言葉であり、耐久性が高いことから色々な服に使われています。
「オックスフォード」は生地の織り方を表す言葉であり、こちらはイギリスの「オックスフォード大学」から名前が付きました。
まとめ
「ナイロン」はポリアミド合成樹脂や合成繊維を示す言葉であり、「オックスフォード」は生地の織り方を示す言葉です。