この記事では、「ショソンオポム」と「アップルパイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ショソンオポム」とは?
折パイ生地でりんごのコンポートを包んだ食べもののことです。
フランスでは菓子パンとして扱われています。
「ショソン」にはスリッパという意味があり、スリッパの先のような形をしています。
表面には葉の模様が入れられています。
作り方を簡単に説明します。
まず、りんごのコンポートを作ります。
皮をむいて、種や芯を取り除いたりんごを1cm角に切り、砂糖やレモン汁などとともに全体がしんなりするまで煮ます。
薄く伸ばしたパイ生地を直径10cmほどの型でくりぬきます。
この生地の半分にりんごのコンポートをのせ、生地を折りたたんで端を押さえます。
表面に葉のような模様を入れます。
これをオーブンで焼いて完成です。
「アップルパイ」とは?
砂糖で煮たりんごを詰めたオーブンで焼いたパイのことです。
形はさまざまで、丸いもの、長方形のもの、ロール状のものなどがあります。
作り方を簡単に説明します。
りんごを煮ます。
りんごの皮、芯、種を取り除き、5mmほどにスライスをします。
これを砂糖やレモン汁とともに煮ます。
パイ生地を型に敷き詰めます。
ここでは円形の型を使用します。
敷き詰めたパイ生地に煮たりんごを詰めて、その上に細長く切ったパイ生地を格子状にのせます。
型から出た余分な部分はカットします。
これをオーブンで焼いたら完成です。
「ショソンオポム」と「アップルパイ」の違い
「ショソンオポム」と「アップルパイ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも砂糖で煮たりんごとパイ生地を使用しています。
「アップルパイ」には、さまざまな形のものがあり、その中で半月状で表面に葉のような模様を入れたものを「ショソンオポム」といいます。
「ショソンオポム」はフランスでは菓子パンとして扱われていますが、「アップルパイ」は日本では菓子として扱われています。
まとめ
砂糖で煮たりんごをパイ生地で包んだ特別な形をしているものが「ショソンオポム」です。
形にかかわらず、砂糖で煮たリンゴを詰めてオーブンで焼いたパイが「アップルパイ」です。