この記事では、「グループホーム」と「有料老人ホーム」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「グループホーム」とは?
入居者の対象となるには要支援2以上であり、要介護であることが条件となるのが「グループホーム」です。
利用権方式を採用していて、終身での生活することも可能な施設になります。
三度の食事は作って提供してくれますし、具合が悪くなったり、椅子から落ちたといった緊急事態にも素早く対応するサービスが充実しているのも魅力です。
入居時の費用は無料の所や数百万円とバラつきがあります。
また、月額の利用料は平均して15万円からとなり、職員が寄り添った生活するのが一般的です。
「有料老人ホーム」とは?
介護付きや住宅型、健康型の三種類があり、ほとんどが自立した生活できるのが「有料老人ホーム」【ゆうりょうろうじんホーム】の魅力です。
入居条件はいずれも要支援2以上であり、健康型を省いては介護を必要としているお年寄りになります。
権利形態にいたっては利用権方式か終身建物賃貸借方、建物賃貸借方式から選べるのも魅力です。
この3種類の「有料老人ホーム」の月額利用料は15万円からで、健康型は40万円という物件もあります。
緊急時の対応や食事の提供があり、健康型を除いては介護のサービスも含まれているところが安心です。
介護付きと住宅型であれば、一生涯入居して生活ができます。
「グループホーム」と「有料老人ホーム」の違い
「グループホーム」と「有料老人ホーム」の違いを、分かりやすく解説します。
認知症を発症した高齢者を対象にしたケアや、サービスを展開するのが「グループホーム」です。
少人数でグループを組み、できるだけ家事をやったり、服を洗う、掃除といったものを能力に応じてやらせて、共同で生活して認知症を遅らせるようにします。
毎日の安定した生活を送らせることで、今ある能力を温存していくのです。
もう一方の「有料老人ホーム」は、有料で食事の世話や排泄などの介護してもらいつつ、機能が衰えないよう訓練するのが「有料老人ホーム」です。
住宅型であれば要介護5と認定されたお年寄りまで入居でき、洗濯や食事、掃除を受けられます。
健康型では、元気に動ける状態を維持するなら、なるべく自立した生活が送れるようサポートするわけです。
まとめ
高齢者を様々なサポートで安心した生活が送れる施設やサービスが揃った2つのホームをご紹介しました。
まだ他にも色々なサービス内容がありますので、公式HPで確かめてみるといいでしょう。
