この記事では、「ラベンダー」と「ブルーサルビア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラベンダー」とは?
「ラベンダー」とは、シソ科ラベンダー属(ラヴァンドラ属)に分類されている常緑低木の通称を言います。
ここでは代表種の「コモン・ラベンダー」についてご紹介します。
原産は地中海地域で、樹高は1m〜2mくらいです。
開花時期は5月〜7月頃、輪散花序で淡い赤紫色や濃い青紫色などの花が咲きます。
食用、香料、薬用などに利用されています。
「ブルーサルビア」とは?
「ブルーサルビア」とは、シソ科アキギリ属(サルビア属)に属している多年草、または一年草のことを表しています。
「ブルーサルビア」は「サルビア・ファリナセア」とも呼ばれています。
原産は北アメリカで、草丈は25㎝〜60㎝程度です。
5月から11月頃に、輪散花序の青色や紫色の花が多数、密に咲きます。
暑さには強いですが、寒さには弱いので、日本では一年草です。
「ラベンダー」と「ブルーサルビア」の違い
「ラベンダー」と「ブルーサルビア」の違いを、分かりやすく解説します。
「ラベンダー」は木本ですが、「ブルーサルビア」は草本植物です。
また、「ラベンダー」の葉が細長いのに対し、「ブルーサルビア」のそれは卵形や楕円形をしています。
「ラベンダー」と「ブルーサルビア」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「ラベンダー」の別称には、「コモン・ラベンダー」、「イングリッシュ・ラベンダー」などがあります。
また、「ラベンダー」の英語表記は「lavender」などになります。
そして、「ブルーサルビア」には、「サルビア・ファリナセア」、「ケショウサルビア」などの別名があります。
さらに、「ブルーサルビア」は英語で「Blue salvia」、「Mealycup sage」などと表記します。
今回は「ラベンダー」と「ブルーサルビア」の意味や違いなどについて述べてきました。
「ラベンダー」と「ブルーサルビア」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。