「ユーフォニアム」と「チューバ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ユーフォニアム」と「チューバ」の違いとは?分かりやすく解釈違い

クラシック音楽を演奏している楽団には様々な楽器を演奏している人がいます。

そのなかで、ちょっと一般にはなじみのないものを見ることがあります。

たとえば、「チューバ」は有名ですが、形は同じ尾様な感じでそれよりも若干小さい楽器があります。

これは「ユーフォニアム」というものです。

それでは、この「ユーフォニアム」とはどういう意味でしょうか。

また、「チューバ」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「ユーフォニアム」「チューバ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ユーフォニアム」とは?

「ユーフォニアム」とは、金管楽器のひとつで後述の「チューバ」ような形で、若干小さい4つのバルブを持つ楽器です。

音域としては「トロンボーン」とおなじくらいになります。

がっきとしては他の物よりもかなり新しく、この名前が確立したのは1850年ごろだと言われています。


「チューバ」とは?

「チューバ」とは、オーケストラの中でかなり目立つような最も大きな金管楽器のことです。

音域も金管楽器の中で最も低いもので、リズムを刻むような役割も与えられています。


「ユーフォニアム」と「チューバ」の違い

「ユーフォニアム」「チューバ」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、元々は同じ楽器から発展してきたもので、形もよく似ています。

また、使われるシチュエーションによって定義が変わることもあるので、この解説においては関連する楽器が明確に違うものだということを基準にします。

まず、最も大きな違いはその音域です。

一般的には一番有名な「チューバ」ですが、元々「チューバ」と呼称されているのは金管楽器の中で一番大きく、低い音がでるものですが、実は前述のようにその大きさと管の長さによってだいたい3種類に分けられます。

その中で一番高い音域の物、場合によっては「テナーチューバ」と呼ばれるもののさらに若干上の音域を受け持つのが「ユーフォニアム」、そして、さらに高いほうの音域をカバーするのが「バリトン」という楽器になります。

まとめ

この記事では、「ユーフォニアム」「チューバ」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、この解説でご紹介した他のいくつかの似たような楽器と区別がつきにくいので、今後オーケストラでこのゆな楽器が使われているのを見たら、どれがどれなのかを探してみるのも面白いでしょう。

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