「開きっぱなし」と「開けっ放し」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「開きっぱなし」と「開けっ放し」の違いとは?違い

特に田舎の家屋では、今でも扉に鍵はかけないで、夏などは全ての扉や窓を「開けっ放し」にしている人が多く、それでも事件などは起こらないのが普通です。

それでは、この「開けっ放し」とはどういう意味でしょうか。

また、「開きっ放し」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「開きっぱなし」「開けっ放し」の違いを分かりやすく説明していきます。

「開きっぱなし」とは?

「開きっぱなし」とは、一般的には「ひらきっぱなし」と読み、「開け閉めできるものが開いた状態で放置されている」ということを表す言葉です。

「あきっぱなし」という言葉も存在しますが、この場合は後述する「あけっぱなし」の方を使う場合が多いでしょう。

家の扉などに加えて、お弁当の蓋や、社会の窓など様々なものに使用できます。


「開けっ放し」とは?

「開けっ放し」とは、「あけっぱなし」と読み、「開け閉めできるものが開いた状態にされている」ことを表す言葉です。

「開け放す」という動詞としても使われます。


「開きっぱなし」と「開けっ放し」の違い

「開きっぱなし」「開けっ放し」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、扉などを開けているという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、そもそも意図的に開けた状態にしているのが「開けっ放し」であり、意図しないで空いた状態になっているのが「開きっぱなし」ということになります。

これは、開けた時に意図して開けたかどうかではないことに注目してください。

意図しているかどうかは「開いたままになっている」状態に対してかかっています。

「開きっぱなし」の例文

・『この機械の蓋が開きっぱなしでした』
・『エアコンが効かなくなるので、窓を開きっぱなしにしないでください』

「開けっ放し」の例文

・『そのドアはわざと開けっ放しにしてあります』
・『開けっ放しであった正面玄関から賊が親友したようです』

まとめ

この記事では、「開きっぱなし」「開けっ放し」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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