この記事では、「ホワイトシェパード」と「ホワイトスイスシェパード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ホワイトシェパード」とは?
ホワイトシェパードのルーツは、ジャーマンシェパードにあります。
ジャーマンシェパードの毛色はブラック系やブラウン系が多いですが、たまに白い毛色の子犬が産まれることがありました。
白い毛色の犬同士を掛け合わせて誕生させたのがホワイトシェパードです。
穏やかで優しい気質の犬が多いので、家庭でも飼いやすいといわれています。
「ホワイトスイスシェパード」とは?
ホワイトシェパードには、ホワイトスイスシェパードとアメリカンカナディアンホワイトシェパードといった種類があります。
ジャーマンシェパードの白い犬をホワイトシェパードとして区別したのがアメリカやカナダで、そこからヨーロッパに輸出されホワイトスイスシェパードが誕生しました。
名前に「スイス」と付いている通り、スイスを中心に改良が行われ人気を集めたのです。
国際畜犬連盟やジャパンケネルクラブ等では、正式な犬種として公認されています。
「ホワイトシェパード」と「ホワイトスイスシェパード」の違い
ホワイトスイスシェパードは、ホワイトシェパードの一種です。
ホワイトシェパードには、ホワイトスイスシェパード以外にもアメリカンカナディアンホワイトシェパードがあります。
国際畜犬連盟やジャパンケネルクラブではホワイトスイスシェパードを独立した犬種として公認していますが、日本ホワイトシェパード協会では原産地や血統で区別していません。
どちらもホワイトシェパードとして扱っています。
そのため団体や組織によって扱いが異なります。
また、ホワイトをジャーマンシェパードの毛色として認めている団体もあり、その場合にはどちらもジャーマンシェパードということになります。
まとめ
ホワイトシェパードの一種が、ホワイトスイスシェパードです。