この記事では、「ブッフェ」と「ビュッフェ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブッフェ」とは?
「ブッフェ」とは、「立食やセルフ形式を採用した食事スタイル」のことです。
「ビュッフェ」とは?
「ビュッフェ」とは、先述した「ブッフェ」と同じく、「立食やセルフ形式を採用した食事スタイル」のことです。
「ブッフェ」と「ビュッフェ」の違い
「ブッフェ」と「ビュッフェ」はどちらも「立食やセルフ形式を採用した食事スタイル」のことを指した言葉であり、2語は同義語の関係に当たると言えます。
「ブッフェ/ビュッフェ」は「飾り棚」という意味のフランス語「buffet」に由来し、2語以外に「ビュフェ」と表現されることもあります。
元々は料理を飾り棚に並べて、各々が好きな料理を取り分けて立食することを指しており、そのルーツはフランスの簡易食堂とも言われているようです。
現在では、メインテーブルに用意された料理を各々が取り分ける立食スタイルの食事やゲスト側が各々自由に料理を取り分ける食事スタイルなどを指して「ブッフェ/ビュッフェ」が用いられています。
取り分けた料理を自分のテーブルに着席して食するものは「シッティングビュッフェ」と呼ばれる場合もあります。
自由度の高い「ブッフェ/ビュッフェ」ですが、前菜、メイン、デザートとコース料理のように回数を分けて料理を取り分ける、両手に皿を持って移動しない、冷たい料理と温かい料理やソースが違う料理を1つの皿に混ぜない、料理を取り分けるときは時計回りに移動するなど一定のマナーが定められています。
また、次の料理を取るときには新しい皿に取り替えて、一度使った皿は使わないというマナーもあり、これは「ブッフェ/ビュッフェ」においては使った皿が多いほどマナーが良いと考えられているからなのだそうです。
まとめ
「ブッフェ」と「ビュッフェ」はどちらも同じ意味を指す同義語であり、語源であるフランス語「buffet」の発音をそれぞれカタカナ読みにしたものということでした。
