この記事では、「ナショナリズム」と「愛国心」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ナショナリズム」とは?
「ナショナリズム」とは、「自国を大切にすると共に、国家や民族の統一や独立などを目指す思想や運動のこと」という意味です。
「ナショナリズム」の言葉の使い方
「ナショナリズム」は名詞として「ナショナリズムがある・ない」「ナショナリズム運動」などと使われます。
英語の「nationalism」が日本語化した言葉で、「naional」は「国の」「国家の」「国家主義的な」「愛国的な」「国民的な」という意味、「-ism」は名詞・形容詞について「行動・行為」「状態・状況」「主義」「教義・学説」「特性」「異常」などを表す接尾辞です。
基本的に、「国家や民族をより繁栄させようとする思想や運動」に使われる言葉です。
「愛国心」とは?
「愛国心」は「あいこくしん」と読みます。
意味は「自分の祖国を深く愛する気持ちのこと」です。
「愛国心」の言葉の使い方
「愛国心」は名詞として「愛国心がある・ない」「愛国心を持つ」などと使われます。
「愛」は「かわいがりいつくしむ」「思い焦がれる」「二つとない対象を大切にする」という意味、「国」は「くに」とも読み「我が国」という意味、「心」は「気持ち・精神」という意味、「愛国心」で「自分の国を思い大切にする精神」になります。
「ナショナリズム」と「愛国心」の違い
「ナショナリズム」は「国家や民族をより繁栄させようとする思想や運動」です。
「愛国心」は「自分の国を思い大切にする精神」です。
「ナショナリズム」の例文
「ナショナリズム」の例文は以下の通りです。
・『日本人にあまりナショナリズムは感じない』
・『ナショナリズムに賛同して活動家になる』
「愛国心」の例文
「愛国心」の例文は以下の通りです。
・『彼は強い愛国心を持っている』
・『愛国心から政治家の外交を批判する』
まとめ
今回は「ナショナリズム」と「愛国心」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。