「はちみつ」と「プロポリス」の違いとは?分かりやすく解釈

「はちみつ」と「プロポリス」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「はちみつ」「プロポリス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「はちみつ」とは?

蜜蜂が植物の花から蜜を集め、巣に蓄えたものです。

蜜蜂が花の蜜を集めたものですが、花に蓄えられている蜜とは少し異なります。

花の蜜は主成分がショ糖です。

ショ糖とは、ぶどう糖と果糖が結合をした二糖類のことです。

一方、「はちみつ」はショ糖が分解されて、ぶどう糖と果糖が主成分になっています。

花から採取した蜜は、いったん蜜蜂の蜜胃に入ります。

ここで酵素の働きを受けて、ショ糖が分解されてぶどう糖と果糖になります。

ぶどう糖も果糖も単糖類なので、素早くエネルギーになります。

また、花の蜜は60〜80%ほどが水分ですが、「はちみつ」は水分量は20%程度です。

巣に運ばれた蜜は、蜜蜂が羽を動かして起こす風によって水分が飛ばされて濃縮されます。

そのため、花の蜜に比べて水分量が少なくなっているのです。


「プロポリス」とは?

働き蜂が集めた樹液や樹脂と蜂の唾液などが混ぜ合わせられてできた物質です。

蜜蜂たちは巣の入り口や巣穴の壁やすき間などに塗り、巣をウイルスなどから守るために活用をしています。

「プロポリス」の原料の50%ほどは樹脂や樹液です。

その他、ミツロウ、精油、花粉、ミネラル、有機物などが原料となっています。

含まれる成分は、地域によって多少異なります。

これは、原料とする植物に違いがあるからです。

研究により、「プロポリス」には抗酸化作用を示すことなどが明らかになっています。


「はちみつ」と「プロポリス」の違い

「はちみつ」「プロポリス」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも蜜蜂が作り出す物質ですが、それぞれ異なるものです。

前者は花の蜜を原料としています。

後者は主に樹脂や樹液が原料となっています。

また、前者は蜜蜂がエネルギーを得る食事ですが、後者は巣をウイルスなどから守るためのものです。

まとめ

どちらも蜜蜂が作り出すものですが、原料や用途が異なります。

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