冬の果物といえばみかんですが、以前は「温州みかん」がメインだった市場に、多くの品種が出てきて活気を呈しています。
そのなかでも、大きくて、甘い「はるみ」という品種が人気で、パフェやジュースとしても多くの場所で提供されています。
それでは、この「はるみ」とはどういうみかんなのでしょうか。
また、「せとか」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「はるみ」と「せとか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「はるみ」とは?
「はるみ」とは、1999年に品種登録された「清見」と「ポンカン」を配合して作られたみかんの種類です。
甘みがかなり強く、酸味もあり、非常に食べやすい品種です。
「せとか」とは?
「せとか」とは、2001年に品種登録された、「清見」と「アンコール」の配合種にさらに「マーコット」を加えた種類のみかんになります。
甘みと酸味が共に強く、食べやすいのが特徴です。
「はるみ」と「せとか」の違い
「はるみ」と「せとか」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つのみかんは、清見という品種をベースにして品種改良されたものであることは同じですが、そいの他の配合元が違うため、味にも違いが出てきます。
清見以外の配合元としては、「はるみ」がポンカン、「せとか」がアンコールとマーコットになります。
ポンカンの特徴は南国のような濃厚な甘さと香りであるため、アメリカのオレンジの系統の清見とも相性がよく、その濃厚さが倍加しています。
それに対して、アンコール、マーコット共にアメリカの温かい地方のものがベースなので、やはり清見との相性で、すっきりとした甘さになっています。
まとめ
この記事では、「はるみ」と「せとか」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、見た目では違いがよくわかりませんが、味に関しては明確な違いがあります。
他にもみかんには多くの種類があるので冬の間に食べ比べてみるのが良いでしょう。