この記事では、「古着屋」と「セレクトショップ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「古着屋」とは？
売りたい人から服を買い取り、きれいにした状態で販売する店を「古着屋」【ふるぎや】といいます。
シャツやスカート、パンツ、帽子、バッグといった衣類に関連する物の状態を調べたうえで、現在の買取値から購入額を掲示するわけです。
客がその額に納得すればその場で買い取る方法はすでに江戸時代の古手屋で行われていました。
この「古着屋」を営むには、たとえネットショップであっても古物商許可が必要です。
ほとんどが市場よりもかなり安い価格で服が買えますが、すでに製造されていないジーンズやデニムは希少価値が付き、何十万円と高値で売る場合もあります。
「セレクトショップ」とは？
個性的な理念に基づいて、店にいくつものブランドを並べては販売する店を「セレクトショップ」といいます。
過去には海外で商品を仕入れては店頭で販売するインポートショップを指すものでしたが、最近は国内のブランドも扱って販売する店です。
それほど知名度がないブランドも扱うだけでなく、新しい商品が並びます。
また、第三者の目線で店員がどの商品がお勧めか選んでくれるのも魅力的なところです。
商品を購入すればポイントが付いたり、お得に購入できるキャンペーンを開催する店も多く見られます。
「古着屋」と「セレクトショップ」の違い
「古着屋」と「セレクトショップ」の違いを、分かりやすく解説します。
古物商許可を得て、服を売りたいと思う人から商品を買い取り相場よりも安く売る店を「古着屋」といいます。
店で販売する服は数回着た中古ばかりで状態は良いものが大半ですが、中には擦れ切れていたり、何十年も前の古いパンツを売る店もあり、当時の販売価格より何倍もの値段で販売するわけです。
もう一方の「セレクトショップ」は独自の仕入れや販売方法、キャンペーンなどを取り入れて、ブランド商品を売る店です。
バイヤーの選び方次第で売れるかが判断される世界でもあり、販売の仕方も通常の店より客目線でアドバイスします。
目新しいブランドの新品にも出会えるといった楽しさもあり、流行に敏感な若者の心を掴む店です。
まとめ
独自の仕入れ方法で商品を売る店を2つ取り上げましたが、古着を扱うか、消費者の気持ちをくすぐる新品のブランドを取り扱っている店かの違いがあると覚えておくといいでしょう。
