「合わせる」と「併せる」の違いとは?分かりやすく解釈

「合わせる」と「併せる」の違いとは?違い

この記事では、「合わせる」「併せる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「合わせる」とは?

「合わせる」「あわせる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「2つ以上のものをくっつけて一つにする」という意味です。

2つ目は「基準となるものに一致させること」という意味です。

3つ目は「基準となるものに付け加えること」という意味です。


「合わせる」の言葉の使い方

「合わせる」は動詞として「合わせる・合わせた」「手を合わせて拝む」などと使われます。

「合」という漢字は「容器にフタをする」という象形で、ここから「くっつける」「まとめる」「調和させる」という意味で使われています。

基本的に、「ぴったりくっつけること」「基準となるものに付け加えること」に使われる言葉です。


「併せる」とは?

「併せる」「あわせる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「いくつかある同等のものを一つにまとめること」という意味です。

2つ目は「2つ以上のものを並行して扱うこと」という意味です。

「併せる」の言葉の使い方

「併せる」は動詞として「併せる・併せた」「併せて考える」などと使われます。

「併」という漢字は「人」「人を並べてつなぐ様子」の象形で、ここから「並べる」「等しくする」という意味で使われています。

基本的に、「2つ以上のものを一緒にすること」「並行させること」に使われる言葉です。

「合わせる」と「併せる」の違い

「合わせる」「ぴったりくっつけること」「基準となるものに付け加えること」です。

「併せる」「2つ以上のものを一緒にすること」「並行させることです。

「合わせる」の例文

「合わせる」の例文は以下の通りです。

・『高齢者に歩く速さを合わせる』
・『肉にタレを合わせる』

「併せる」の例文

「併せる」の例文は以下の通りです。

・『2つの部署を併せる』
・『飲み薬と併せて塗り薬も使う』

まとめ

今回は「合わせる」「併せる」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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