この記事では、「ワッペン」と「アップリケ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ワッペン」とは?
「ワッペン」とは、「衣服の上着の腕や胸・帽子などにつける、紋章風の模様を縫い取りした飾りのこと」という意味です。
学校やチームなどのトレードマークとなる、刺繍された手のひらサイズの布のことです。
「ワッペン」の言葉の使い方
「ワッペン」は手芸用語として使われます。
ドイツ語の「wappen」が日本語化した言葉で、家系や職業などを見分ける為に使われていた「紋章」という意味です。
数センチ四方の刺繍された布で、糸で縫い付けたり、安全ピンやアイロンの熱で付けるものもあります。
現在では身分を表す紋章という意味はなくなり、自分の好きなデザインの「ワッペン」を身に付ける様になっています。
「アップリケ」とは?
「アップリケ」とは、「手芸で、様々な形に切り抜いた布を、他の布に縫い付けたり張り付けたりする技法のここと」という意味です。
「アップリケ」の言葉の使い方
「アップリケ」は手芸用語として使われます。
フランス語の「applique」が日本語化した言葉で、英語では「貼ったり縫い付けたりする」という意味で使われています。
デザインに関係なく、布でできた飾りを他の布に縫い付ける技法に使われる言葉です。
「ワッペン」と「アップリケ」の違い
「ワッペン」は「衣服につける紋章風の模様を縫い取りした飾りのこと」です。
「アップリケ」は「様々な形に切り抜いた布を、他の布に縫い付けたり張り付けたりする技法のこと」です。
「ワッペン」の例文
「ワッペン」の例文は以下の通りです。
・『交通安全のワッペンを身に付ける』
・『ユニフォームにワッペンを縫い付ける』
「アップリケ」の例文
「アップリケ」の例文は以下の通りです。
・『子供の手提げにアップリケを付ける』
・『エプロンにアップリケを付ける』
まとめ
今回は「ワッペン」と「アップリケ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。