「隅」と「角」の違いとは?分かりやすく解釈

「隅」と「角」の違いとは?違い

「隅」「角」には、どのような違いがあるのでしょうか。

この記事では、「隅」「角」の違いを分かりやすく説明していきます。

「隅」とは?

「隅」とは、囲まれた区域のかど、中央ではなく、端の方や奥の方、または目立たないところ、といった意味があります。

加えて、「隅の折敷?(おしき)?」の略や「角前髪?(すみまえがみ)?」の略の意味もあります。

一般的には、囲まれた区域のかどを指し、囲まれた区域の内側から見たものを意味します。

例えば、四角形の部屋の中からその部屋の1辺と1辺が交わる尖ったところを見たものが「隅」となります。

類語には、「隅っこ」「コーナー」「端っこ」などがあり、対義語は「真ん中」です。


「隅」の使い方

「隅」は、「部屋の隅」「画面の隅」「隅から隅まで」「四隅」などといった形で用いられます。


「角」とは?

「角」とは、物の端が尖って突き出た部分を意味します。

そのほか、物の隅や街の曲がり目、人の性格や言動などにおいて、一癖あり、他人との付き合いがスムーズにいかないところ、刀剣の峰に沿って小高くなっている部分を意味します。

一般的には物の端が尖って突き出た部分を意味し、尖った部分を外側から見たものを意味します。

類語には、「アングル」「一角」「ニッチ」「曲がり角」などがあり、対義語は「真ん中」「丸」になります。

「角」の使い方

「角」は、「角部屋」「机の角」「交差点の角」「角がない」などといった形で用いられます。

「隅」と「角」の違い

「隅」「角」の違いにおいて、その場所をどこから見たのかといった違いがあります。

「隅」は、尖っているところを内側から見たものを意味し、「角」は、外側から見たことを意味するものとなります。

「隅」の例文

・『部屋を隅々まで掃除する』
・『子どもがケガをしないように隅に置いておく』
・『隅が掃除しにくい』
・『今回のことを頭の隅に留めておく』

「角」の例文

・『机の角で足を打った』
・『ページの角を折って印をつける』
・『彼も年齢を重ねて角が取れてきたように見える』
・『その角を右に曲がってください』

まとめ

以上のように、どこから見たものなのかによって違いがある「隅」「角」になります。

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