この記事では、「冷やし中華」【ひやしちゅうか】と「冷やしラーメン」【ひやしらーめん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「冷やし中華」とは?
茹でた中華麺を冷やして、特製のタレをかけて食べるのが「冷やし中華」【ひやしちゅうか】といいます。
冷やした麺の上には細切りにしたハムやきゅうり、レタス、焼いた卵を彩り良くのせて、その上から醤油と胡麻油、お酢、砂糖を混ぜて作ったタレをたっぷりかけて食べる料理です。
それぞれ食材によって味が変わるところがこの料理の面白さであり、好みで焼き豚や蒸した鶏肉、トマト、ミョウガをのせる場合もあります。
甘酸っぱい醤油ダレの他にも胡麻をベースとしたものや、柑橘の絞り汁を入れた「冷やし中華」も人気です。
「冷やしラーメン」とは?
麺とスープが冷やした状態で食べる麺料理を「冷やしラーメン」と呼びます。
北海道では冷たくして食べる麺料理をすべて「冷やしラーメン」と呼んでおり、茹でた麺を冷やして好きな具材を上にのせて食べるのです。
暑い夏場は汁の中に氷を入れて、かなり冷たくして食べることもあります。
お酢は入れないので、味は普通の醤油ラーメンと変わりません。
「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の違い
「冷やし中華」と「冷やしラーメン」の違いを、分かりやすく解説します。
お酢と胡麻油、醤油に砂糖を入れたタレを冷やした麺にかけて食べるのが「冷やし中華」です。
縮れた細い麺を使い、その上には錦糸卵やかまぼこ、きゅうり、トマトなどを細切りにした具材をのせて食べます。
もう一方の「冷やしラーメン」は普通の中華ラーメンをただ冷やしたものであり、お酢が入っていないので酸っぱくはありません。
具はゆで卵やメンマ、チャーシュー、葱などが一般的です。
器にも違いがあり、「冷やし中華」は少し浅めの皿に入れて食べますが、「冷やしラーメン」は丼で食べます。
まとめ
どちらも麺を使った料理ですが、具や味、入れる器に違いがありますので、自分なりに異なる点を見比べてみるといいでしょう。