この記事では、「ファクター」と「パラメータ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ファクター」とは?
「ファクター」とは要素や要因を指すカタカナ語です。
ビジネスシーンなどでも結果に影響を与える要因のことを指して使われます。
結果に影響を与える物事を指す言葉であり、どういった影響が出たかやどれくらい数字が変わったかなどの結果や影響そのものは指しません。
これによって評価が高くなった、こういうことが起きたから業績が悪化したなどの良し悪しを問わず影響を与えた物事が「ファクター」です。
「パラメータ」とは?
「パラメータ」とは場面やタイミングなどによって変動する数値です。
パラメーターと呼ばれることも多く、最後を伸ばさないパラメータは特にパソコンなどのIT業界で使われます。
たとえばお店の売上は客が商品を買うことで変動するパラメータと言えるでしょう。
他にも各商品の在庫量など何らかの理由で変化する全ての数字がパラメータです。
「ファクター」と「パラメータ」の違い
「ファクター」と「パラメータ」の違いを、分かりやすく解説します。
物事に影響を与える要素や要因が「ファクター」で、何らかの理由で変動する数値が「パラメータ」です。
「ファクター」の内容はその要素となっている物事の名前で表されますが、「パラメータ」はその要素の数字で表されます。
関係としては「ファクター」が様々なものに影響を与えた結果として変動するのが「パラメータ」です。
「ファクター」の例文
・『宣伝は売上を伸ばすために欠かせないファクターだ』
・『どの年齢層を狙うかは方針を左右するファクターになるだろう』
「パラメータ」の例文
・『猛暑の影響がパラメータに出ている』
・『異変がないかパラメータを注視する』
まとめ
どういう結果を出すか左右する要因が「ファクター」で、それによって出た結果としての数値が「パラメータ」と言えるでしょう。
結果に影響を与えるからこそファクターなので、ファクターの種類や量などが一つでも変わればパラメータもつられて変わります。