この記事では、「道後温泉」と「奥道後温泉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「道後温泉」とは?
道後温泉とは愛媛県松山市にある温泉で、日本三大古湯の1つとされています。
白鷺によって発見されたという伝説もあり、万葉集にも登場するなど古くから人々に親しまれていました。
松山市が運営している道後温泉本館を中心に温泉街が形成されていて、観光客や旅行客でにぎわっています。
道後温泉本館は道後温泉のシンボルで、伝統的な和風建築の建物です。
重要文化財にも指定されていて、アニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場する油屋のモデルにもなりました。
「奥道後温泉」とは?
奥道後温泉も愛媛県松山市にある温泉で、奥道後壱湯の守というホテルを中心とする温泉レジャースポットになっています。
石手川上流の渓谷にある温泉で、株式会社新来島どっくが運営を行っています。
奥道後温泉は四国ではあまりない硫黄泉です。
奥道後壱湯の守には、様々な種類の露天風呂や足湯、ガーデンプール等もあります。
「道後温泉」と「奥道後温泉」の違い
道後温泉も奥道後温泉も愛媛県松山市にある温泉ですが、温泉がある場所には違いがあります。
道後温泉は道後温泉本館を中心に多数の温泉旅館が建ち並んでいるエリアを指します。
奥道後温泉は、道後温泉から車で10分程のところこにあります。
「奥」と名前に付いている通り道後温泉よりも奥地に入ったところにあり、ホテルも奥道後壱湯の守だけです。
また、温泉の泉質にも違いがあります。
道後温泉の泉質は単純温泉で、リウマチや神経痛、痛風などに効果があるとされます。
奥道後温泉は硫黄泉で、関節痛や肩こり、冷え性などに効果的といわれています。
ただし、道後温泉にある旅館の中には、奥道後から温泉を引いているところもあります。
まとめ
道後温泉よりも奥地にあるのが奥道後温泉です。
道後温泉は単純泉ですが、奥道後温泉は硫黄泉になります。