「和からし」と「本からし」の違いとは?分かりやすく解釈

「和からし」と「本からし」の違いとは?違い

この記事では、「和からし」「本からし」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「和からし」とは?

からしを練り、辛さを引き出したものを「和からし」【わからし】といいます。

色も濃いため食欲をそそり、汁に溶かしやすいのも魅力です。

口に入れると鼻を通る刺激を感じるだけでなく、香り豊かな風味も感じられます。

料理に深みを加えられるため、おでんにもよく使われているからしです。

商品のほとんどが無着色で、粒感を残した粗びきタイプもあります。

含まれている原材料はオリエンタルマスタードというからしを中心に、食塩、植物油脂、でんぷん、ミョウバン、ソルビトール、環状オリゴ糖、香辛料抽出物といったものが入っているのが特徴的です。


「本からし」とは?

和からしだけでなく、洋からしをバランスよく調合して混ぜ合わせたものを「本からし」【ほんからし】といいます。

鼻に抜ける辛味が強く出ているため、口の中に入れるとからしの香りがふわっと広がるからしです。

辛味を抑えているので使いやすく、滑らかな舌触りで食べやすいのも魅力になります。

程よい苦さが淡白な味の美味しさを引き出す「本からし」は、春巻きやシュウマイ、ソーセージといった料理に味を出したいとき最適な調味料です。

原材料には、からしや食塩、酸味料、香辛料抽出物、コーン油、でん粉、増粘剤、でん粉といったものを混ぜて作られています。


「和からし」と「本からし」の違い

「和からし」「本からし」の違いを、分かりやすく説明していきます。

古くから使われていたオリエンタルマスタードをより使いやすく、口当たりの滑らかな食感に仕上げているのが「和からし」【わからし】です。

素材の香りも豊かに出せて、辛さも楽しめるところも魅力的なからしであるため、汁に溶かして使う料理に深みを加えられます。

主に使われている料理としては、豚の角煮や豚カツ、おでんにとても合うからしです。

もう一方の「本からし」は、洋と和のからしを調合して混ぜ合わせたもので、鼻にツンとくる辛味が強いのが魅力になります。

合う料理にはシュウマイや焼きそば、おでんと幅広く使えるところが魅力です。

まとめ

からしを2種類ご紹介しましたが、使われているものや辛味、含まれている原料に違いがありますので、スーパーや公式HPを見たり、食べ比べてみるといいでしょう。

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