「全粥」と「五分粥」の違いとは?分かりやすく解釈

「全粥」と「五分粥」の違いとは?違い

この記事では、「全粥」「五分粥」の違いを分かりやすく説明していきます。

「全粥」とは?

米1、水5の割合で炊いた粥のことです。

粥とは、水を多くして米を炊いたものをいいます。

柔らかく炊いた米は、病人食のように思われていますが、病人だけが食べるものではありません。

離乳食として与えたり、健康維持のためや消化への負担を減らすために食べられたりもしています。

粥の作り方には、生の米から炊くものと、炊いた米に水を加えて作るものとがあります。

炊飯器によっては「おかゆモード」というものが用意されており、このモードを使うことで簡単に粥を作ることができます。

鍋で作ることも可能です。

「全粥」の場合は、米100gで作るなら水は500ml必要です。

浸水する際の水は別とします。

米を洗い、ボウルに入れて30分浸水させます。

この水は捨て、鍋に米を移し、水を入れて、フタをして強火にかけます。

沸騰をしたらフタを少し開けて、弱火で20分ほど加熱をします。

米に火が通り柔らかくなったら火からおろし、フタをして10分ほど蒸らします。


「五分粥」とは?

米1、水10の割合で炊いた粥のことです。

水分が多く、とろとろな食感があります。

米は柔らかくなっており、消化によいです。

離乳食として与えることが多くあります。

また、胃の負担が少ないため、食べ過ぎた翌日の食事としてもよいです。

米と水だけと素材がシンプルなので、じっくり噛むと米の甘みを感じられます。


「全粥」と「五分粥」の違い

「全粥」「五分粥」の違いを、分かりやすく解説します。

米を柔らかく炊いたものである点は同じです。

違いは水分量です。

前者と後者では、後者の方が使用する水が多くなっています。

水分量が多いほど米は柔らかく炊きあがります。

どちらも、生の米からでも、炊いた米からでも作ることができます。

まとめ

米を柔らかく炊いたものである点は同じですが、水分量に違いがあります。

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