「ドライイースト」と「インスタントドライイースト」の違いとは?分かりやすく解釈

「ドライイースト」と「インスタントドライイースト」の違いとは?違い

この記事では、「ドライイースト」「インスタントドライイースト」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ドライイースト」とは?

15分程度は予備発酵させなければ使えないのが「ドライイースト」です。

予備発酵する際は38℃から40℃のお湯を使うのが一般的で、それ以上冷めないように温度調整する必要があります。

発酵させるときは砂糖を少量と、イーストの量は5分の1ほど加えるのが最適です。

フランスパンや硬めの食感にしたいときに向いている粒状の「ドライイースト」の水分量は8%で、保存できる期間は室温で2年になります。

保存するときは高温にならない常温に置くのが劣化を防ぐコツです。


「インスタントドライイースト」とは?

予備発酵はしなくても粉を混ぜて使えるのが「インスタントドライイースト」です。

パン作りに使うこのイーストは、自然界に存在する菌を増やすため人工的に培養して、熱で処理したイーストを顆粒状にしています。

予備発酵する手間がなく、そのまま生地へ入れて使えるのがいいところです。

使えばふっくらと生地が膨らみ、食べやすい食感のパンが作れます。

菌を活発にするには32℃から35℃のお湯に触れさせるのが良い方法です。

水分量は4%ほどになり、保存できる期間は真空状態で2年です。


「ドライイースト」と「インスタントドライイースト」の違い

「ドライイースト」「インスタントドライイースト」の違いを、分かりやすく解説します。

水分量は8%の「ドライイースト」は、予備発酵してから使うのが一般的です。

使用量の基準としては2分の1で、ハード系のパンに向いています。

予備発酵するときは38度から40度のお湯が必要になりますが、「インスタントドライイースト」は冷水に直接触れないようにする必要性があるところが違う点です。

もう一方の「インスタントドライイースト」の水分量は4%で、予備発酵はいりません。

イーストを顆粒状にしたもので、人工的に自然界の菌を増やしています。

開封した後は湿気ないよう工夫して、冷蔵庫の中に入れておく必要がありますが、「ドライイースト」は常温でも大丈夫といった違いがあるわけです。

まとめ

イーストについて2つご紹介しましたが、発酵が必要か不要か、向いているパンの種類、水分量に違いがありますので、資料や公式HPなどで見比べてみるといいでしょう。

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