この記事では、「アラジンパンツ」と「サルエルパンツ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「アラジンパンツ」とは?
腰から足首にかけてゆったりした丸みがある形状で、足首までゆとりがあるボトムを「アラジンパンツ」といいます。
腰から足首までかなり太く、フレアー入りで足の曲げ伸ばしが快適にできるのも魅力です。
名前がついた理由には、アラビアンナイトで見かける服装から名づけられました。
汗を吸い取る綿素材や、蒸れにくい麻といったものがあり、暑い季節にも最適な服にもなります。
また、冬の寒い季節でも快適に穿けるパンツです。
腰周りには紐やゴムが使われているので、自分のサイズに合わせて穿けます。
「サルエルパンツ」とは?
腰から膝上までゆとりがあり、座ったときも突っ張らず穿けるボトムを「サルエルパンツ」といいます。
股下が深く、垂れ幕が下がったようになっていて、足首辺りが細めの形状が特徴的です。
足首部分の裾はきゅっと絞ったようにつぼまっているので、下にずり下がりません。
窮屈に感じないのも魅力的な「サルエルパンツ」の原型は、イスラムで古くから穿く「サルール」という民族衣装であり、意味は「おむつ」という意味があります。
1970年に入ったとき、フランスで開催されたパリコレクションで紹介され、多くの人に知られるようになりました。
「アラジンパンツ」と「サルエルパンツ」の違い
「アラジンパンツ」と「サルエルパンツ」の違いを、分かりやすく解説します。
股下に余裕がある「アラジンパンツ」は腰から裾まで太さがあり、足首を締め付けないゆとりがある形状が特徴的です。
股を開いたときのAラインが美しく、アラビアンナイトで穿いているパンツが原型となっています。
腰周りにはゆとりがあり、自分のサイズに合わせて程よく伸びるゴムや紐タイプが主流です。
もう一方の「サルエルパンツ」は足のラインを考えた形状の服であり、腰から膝までゆったりしています。
特に、股下がかなり深いため座っても食い込まず、足を広げやすいのも魅力的です。
締め付け感もないため長時間穿いても苦しくないので、お腹周りが太い人でも体型をカバーできます。
まとめ
似たような形状のパンツを2つご紹介しましたが、裾の絞りや民族衣装としても着られるといった意味がありますので、画像や通販サイトで見比べてみるといいでしょう。