「居座る」と「止どまる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「居座る」と「止どまる」の違いとは?違い

この記事では、「居座る」「止どまる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「居座る」とは?

人の家に行ったとき、なかなか帰ろうとせずその場で動かないことを「居座る」【いすわる】といいます。

用事が済んだらすぐ帰るのが大人としての常識なのですが、夕食を出すまで帰られないは、手土産が受け取れるまでは立とうとしません。

それだけ態度が悪い行為でもあり、嫌われる態度にもなります。

また、相場が固定されている状態を表す場合にも使われている言葉です。


「止どまる」とは?

止った場所でしばらく動かず居ることを「止どまる」【とどまる】といいます。

動詞として使われている言葉であり、その場所で足を動かさず居る人の行動を指すのです。

動詞として使われているこの言葉の使い方は、「犯人が戻って来る気がした警察官はその場に止どまる」と、何かこれから起こりそうな予感がすると思えば止って成り行きを確かめたいと思うとこのような動きを見せます。


「居座る」と「止どまる」の違い

ここでは「居座る」「止どまる」の違いを、分かりやすく解説します。

いつまでも玄関や座敷に座ったまま帰ろうとせず、主人を困らせる行為を「居座る」といいます。

ここからその地位に相応しくないというのに、いつまでもどかない人の様子を指すのです。

もう一方の「止どまる」は納得できない結果が出たときどうにかしたいと思う気持ちがその場所にいつまでも居るという行動につながります。

また、「止どまることを知らない」といえば、勢いがある人や、企業の成長が加速する様子を伝えられるのです。

「居座る」の例文

・『居座る客にそれとなく帰る時間を意識させた』
・『部長の座からどこうとせず、いつまでも居座る』

「止どまる」の例文

・『納得いかない彼は、裁判所の前にいつまでも止どまる』
・『よほど気に入ったのか、客は部屋に1週間も止どまっていた』

まとめ

いつまでも同じ場所にいる人の行動を指す言葉ですが、どのように使うか学び、使い分けてみるといいでしょう。

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