「解錠」と「開錠」の違いとは?分かりやすく解釈

「解錠」と「開錠」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「解錠」「開錠」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「解錠」とは?

ドアや金庫に付いている鍵穴を壊さず解錠する行為を「解錠」【かいじょう】といいます。

鍵を持たず外に出てしまった人がむやみに壊す方法ではなく、「解錠」した後は鍵を入れて問題なく使えるようにするためこの方法を選ぶのです。

また、長く使っていない金庫であればダイヤルを調整して鍵となる金具を開いて中身を取り出し、また閉じられるよう慎重に開けます。

最近の鍵の構造は複雑であり、素人が「解錠」するのは難しいので、専門業者に依頼する必要性があるわけです。


「開錠」とは?

鍵を壊して開ける行為を「開錠」【かいじょう】といいます。

色々な方法で試してみましたが、絶対に開かない鍵穴であるとき、最終手段として穴を破壊し、ドアを開ける方法を指すのです。

また、すでに開けられる知識を持ち合わせた職人がいないとき、鍵全体を破壊したり、ドア全体を取って中身を出すという方法を用いる場合もあります。

このような方法をとる理由には、火が迫っていて、中の物が燃える危険性があったり、依頼者がどのような形でもいいので、中身を取り出したいと思うときよく使われています。


「解錠」と「開錠」の違い

「解錠」「開錠」の違いを、分かりやすく説明していきます。

鍵穴を壊さず、ドアや金庫を開ける方法を「解錠」といいます。

絶対に壊さずに、また鍵がかけられる状態にしてドアを開けるのが目的です。

鍵穴の専門知識がある者が担う方法であり、業者なら多くの「解錠経験」を持つプロがいるため専用の道具を使って10分程度でドアを開けてしまう場合もあります。

もう一方の「開錠」は開ける方法を問わず、とにかくドアの鍵を開ける行為に焦点を当てているわけです。

そのため、鍵を壊して開けるといった方法もとられるため、依頼者はドアを修理するのに費用がかかったり、二度と金庫が使えなくなる場合もあります。

まとめ

鍵を開けるときは破壊せず、丁寧に時間をかけて開ける「解錠」という方法と、ドアや鍵穴を壊して取り出す「開錠」といったやり方があると覚えておくといいでしょう。