「江戸間」と「京間」の違いとは?分かりやすく解釈

「江戸間」と「京間」の違いとは?生活・教育

この記事では、「江戸間」「京間」の違いを分かりやすく説明していきます。

「江戸間」とは?

江戸間は、えどまと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事でしょうが、東京の旧称という意味を持つ江戸の漢字に、畳のサイズを表現する語である間の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に江戸間は、東京等の関東地方を中心として使用されている間取りの基準寸法を表すのです。


「江戸間」の言葉の使い方

江戸間は、主に関東地方で使われている柱間の基準寸法という意味で使用される言葉となっています。

1畳の畳の大きさが江戸間では、176センチ×88センチというサイズで定められているのです。


「京間」とは?

京間とは、きょうまと読むべき言葉となっています。

漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、京都や都等の意味を所有する京の漢字に、畳の大きさという意味がある間の漢字を付け加える事で完成した言葉です。

以上の事から京間は、京都を中心として利用されている柱間の基準寸法を示します。

「京間」の言葉の使い方

京間は、主に近畿地方で用いられている間取りの基準といった意味の言葉です。

1畳の畳が、191センチ×92. 5センチのサイズが京間の畳となっています。

「江戸間」と「京間」の違い

江戸間と京間の漢字比較を行ってみると、江戸と京という漢字の違いがある事を見付ける事が可能です。

所が最後の間の漢字は同じで、どちらも柱間の基準寸法を意味する言葉となっています。

とはいえ江戸間は、関東地方を中心とした基準で、176センチ×88センチの大きさとなっているのです。

一方の京間は、近畿地方を中心にした基準であり、191センチ×92. 5センチとなっています。

まとめ

2つの言葉は共通の漢字が指し示す様に、共に畳のサイズを表現する言葉です。

ですが江戸間は主に関東圏で採用されており、176センチ×88センチの大きさとなっています。

一方の京間は、近畿圏を中心として利用されていて、191センチ×92. 5というサイズです。