この記事では、「雨戸」と「網戸」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「雨戸」とは?
激しく降る雨が窓にぶつからないように閉めるものを「雨戸」【あまど】といいます。
風が強い日に、外から物が飛んできて当たり、窓が割れないよう防げますし、台風のときは石や鉢植えなどが当たっても壊れにくい頑丈な「雨戸」なら安心して過ごせるわけです。
また、防音効果もあるため、車の走行音を軽減したいと思うときにも使われています。
他にも強い日差しを遮るといった効果や、鍵が付いているものであれば外からの進入を防げるといった防犯対策にもなるわけです。
「網戸」とは?
外から家の中に蚊や蜂といった虫や、鳥といった生き物の侵入を防げる戸を「網戸」【あみど】といいます。
網目状のネットが枠に付いているので、蜘蛛やゴキブリといった害虫が家の中に入り込んだり、イモリ、蛙が部屋の中に入らないようにできるので、安心して過ごせるのです。
それでいて家の中に涼しい風が入れられますし、煙草や不快な臭いを外に出せて、窓を開けなくても常にいい状態にしておけます。
最近は部屋の中が見えにくいものや、耐久性に優れている「網戸」など要望に応じた種類が増えているのも魅力なところです。
「雨戸」と「網戸」の違い
「雨戸」と「網戸」の違いを、分かりやすく解説します。
強い風や雨が窓に叩きつけて割れるのを防いだり、人が侵入しないように閉める戸を「雨戸」といいます。
頑丈なアルミ製でできたものや、木製の「網戸」があり、たいていは2枚の板の間には空間があるのが特徴的です。
ときに防音対策のために閉めたり、外からの明かりを遮断し、部屋を暗くして寝たいと思うときも使われています。
もう一方の「網戸」は、外からの涼しい風を部屋の中に取り入れつつ、虫や爬虫類、鳥といった生き物が入り込まなようにするものです。
夏場に使うのが一般的ですが、「雨戸」は一年中使われているところに違いがあります。
まとめ
窓の部分に使うものを2つご紹介しましたが、使い方に違いがありますので、どこが異なるか自分なりに比較してみるといいでしょう。