「死体蹴り」と「死体撃ち」の違いとは?分かりやすく解釈

「死体蹴り」と「死体撃ち」の違いとは?言葉の違い【2語】

「死体蹴り」「死体撃ち」は似ている言葉ですがどのような意味の違いがあるのでしょうか。

今回は、「死体蹴り」「死体撃ち」の違いを解説します。

「死体蹴り」とは?

「死体蹴り」とは、「すでに倒れて動けなくなった相手にさらに攻撃を加えること」を意味する言葉です。


「死体蹴り」の使い方

コンピューターゲームから生まれた言葉で勝負に負けて死んでしまったキャラクターに対し無意味に攻撃を加える行為を指します。

死んでしまい動かなくなった相手に攻撃しても何の意味もなくただただ相手を貶めるためだけに行われるマナー違反の行為です。

元々は対戦型のゲームで相手が操作するキャラクターが負けて死んだ後に攻撃する行為を表していましたが、そこから転じて「負けて弱っている相手に容赦なく追撃を加える」という「追い打ち」に近い意味でも使われています。


「死体撃ち」とは?

「死体撃ち」とは、「倒されて死体となったキャラクターを撃って攻撃すること」を指す言葉です。

「死体撃ち」の使い方

銃で撃ち合う対戦型コンピューターゲームにおいて死んだキャラクターを不必要に銃で撃つ行為を表します。

負けた相手をバカにする挑発行為の一種でありマナー違反として禁止しているネットゲームも多く見られます。

「死体蹴り」と「死体撃ち」の違い

「死体蹴り」「死体撃ち」はどちらも負けた相手に対し無意味な攻撃を加える挑発行為を表す言葉で意味に大きな違いはありません。

格闘ゲームなど蹴りで攻撃するゲームで使われる表現が「死体蹴り」で、FPSなど銃で攻撃するゲームで使われる表現が「死体撃ち」です。

「死体蹴り」はひどく弱った相手に容赦なく攻撃を加えるというゲーム以外の意味でも使われるのに対し「死体撃ち」は一般用語としてそれほど浸透していません。

「死体蹴り」の例文

・『死体蹴りはマナー違反だ』
・『死体蹴りが目に余る』

「死体撃ち」の例文

・『死体撃ちは禁止差れている』
・『トラブルのきっかけは死体撃ちだ』

まとめ

「死体蹴り」「死体撃ち」はほとんど同じ意味で使われる言葉です。

正しく意味を理解した上で状況に合わせて使い分けましょう。