「ハードカバー」と「ペーパーバック」の違いとは?分かりやすく解釈

「ハードカバー」と「ペーパーバック」の違いとは?生活・教育

アマゾンなどで、洋書を検索していると、比較的高価な本として「ハードカバー」というタイプのものがあるのを見ることができます。

それでは、この「ハードカバー」とはどういう意味でしょうか。

また、「ペーパーバック」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「ハードカバー」「ペーパーバック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ハードカバー」とは?

「ハードカバー」とは、英語では「hardcover」あるいは「hardback」と呼ばれる本の種類です。

元々はページを糸で綴じていましたが、現在では接着剤で貼り付ける仕様のものが多くなっています。

名前の通り、硬い紙や皮などの表紙がつけられて、背表紙にも本のタイトルや作者が記述されているため、綺麗に本棚に並べることができるようになっています。


「ペーパーバック」とは?

「ペーパーバック」とは、英語では「paperback」あるいは「softcover」と呼ばれている本の種類です。

表紙に厚紙や皮などを使用しないで、ページよりも若干硬い程度の紙が使用されていることからこの名前がつきました。


「ハードカバー」と「ペーパーバック」の違い

「ハードカバー」「ペーパーバック」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、主に洋書の作りに関してのカテゴリーであることは同じですが、そもそもタイプが違います。

つまり、前述のように「ハードカバー」は、比較的上質のページを紐などで綴じて、分厚い背表紙、表紙、裏表紙をつけてある程度高価な値段で売っているもので、逆に「ペーパーバック」は質の良くないページを糊付けして薄い表紙と裏表紙を貼り付けた、安価なものです。

そのような違いから、家に保存して蔵書として何度も読み返したりコレクションにする場合には「ハードカバー」を、一回か2回程度外で読んで終わりにするような目的では「ペーパーバック」が選択されます。

まとめ

この記事では、「ハードカバー」「ペーパーバック」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、装丁も値段も違うので、何を目的に購入するのかということを十分に検討して選択する必要があります。