ゆったりくつろげる椅子として「シェーズロング」と「カウチ」があります。
それぞれどのような椅子で何が違うのでしょうか。
今回は、「シェーズロング」と「カウチ」の違いを解説します。
「シェーズロング」とは?
「シェーズロング」とは、「背もたれに対して座面が長く作られた足を伸ばしてくつろげる椅子」のことです。
「シェーズロング」の使い方
一般的な椅子は座面が浅く腰掛けた時に足を下に降ろします。
腰掛けた時にお尻だけではなく足先まで乗せられる座面の長い椅子が「シェーズロング」です。
いわゆる長椅子と呼ばれる椅子の中でも前方に長い椅子を指す言葉で基本的には一人用で作られます。
「カウチ」とは?
「カウチ」とは、「寝そべって休める椅子」を指す言葉です。
「カウチ」の使い方
座面が横に長く2、3人で腰掛けられる椅子を指します。
本来は複数人での利用を想定したものではなくベッド代わりに横になって休める椅子を「カウチ」といいます。
全体的にクッション性の高い素材が使用され肘掛け部分は頭を乗せて休めるよう柔らかい素材で丸く作られているのが特徴です。
「シェーズロング」と「カウチ」の違い
「シェーズロング」と「カウチ」の違いは「長く伸びる方向」です。
腰掛ける人が足を伸ばしてゆったりくつろげるよう前方に長く伸びているのが「シェーズロング」で、座る人が横になって休めるよう座面が横に伸びているのが「カウチ」という座面の形状で区別されます。
「シェーズロング」が足を伸ばしてゆったりくつろげる一人用の椅子なのに対し「カウチ」は横にならなければ複数が腰掛けられる多人数用の椅子として使うこともできます。
「シェーズロング」の例文
・『シェーズロングで足を伸ばす』
・『シェーズロングが置ける広い部屋』
「カウチ」の例文
・『カウチに寝そべる』
・『カウチに寝転がってテレビを見る』
まとめ
「シェーズロング」と「カウチ」はどちらもくつろげる椅子ですがくつろぎ方の違いで形状が異なります。
座面がどちらの方向に伸びているのかで区別してください。