「念のため」と「一応」の違いとは?分かりやすく解釈

「念のため」と「一応」の違い生活・教育

この記事では、「念のため」「一応」の違いを分かりやすく説明していきます。

「念のため」とは?

あれこれ気を遣う、注意のためといった意味です。

「念」には、心配り、注意、気持ちといった意味があります。

「ため」は原因、理由、わけという意味です。

デートで飲食店で食事をすることになったとします。

店が混雑をしていて、恋人を待たせてはいけないと思い、予約をしておきました。

この店は、ものすごく普段から混んでいるといったことはなく、たいていの場合は予約なしでもすぐに席に案内されます。

しかし、もしものことがあるかもしれません。

もしものことを考えて気を遣っての予約です。

これは「念のために予約をしておく」といいます。

今度は別のことで説明をします。

飼っている犬が昨日下痢をしました。

しかし、翌日には下痢が治まり、普段通りに元気にしています。

食欲はあり、いつもと同じように食べており、水分もいつもと同じように摂取しています。

元気そうなので問題ないと思いますが、もしものことが考えられるので動物病院で診てもらうことにしました。

これは「念のために診てもらう」といいます。


「念のため」の使い方

本当はやらなくてもいいかもしれないけれど、もしものことを考えて何かをするなどに使用します。

確認、検査などの行動についていう場合が多いです。


「一応」とは?

「一応」の主な意味は2つあります。

ひとつは、十分ではないけれどひととおりです。

ケーキを作ったとします。

店で売られているようなきれいなデコレーションができていないし、飾りのイチゴはやや斜めになっていますが、ひととおり完成しました。

このような、完全ではないけれどひととおりのことを意味します。

もう一つの意味は、ほぼそうであろうと思われるけれど注意のためにです。

友達と待ち合わせをしました。

友達が場所や時間を間違えることはないと思いますが、もしものことを考えてこの時間にこの場所で待ち合わせだと、当日の朝に連絡をしておきました。

連絡をしなくても来ることはほぼ確実だけれど、注意のために連絡をしています。

「一応」の使い方

完全ではないけれどひととおりという意味では「一応完成した」のような使い方をします。

注意のためにという意味では「一応点検をする」のような使い方をします。

「念のため」と「一応」の違い

注意のために、そうだと思われるけれど気を遣ってといった意味が同じです。

同じように使うことができます。

「念のため」の例文

・『念のために連絡をする』
・『念のために3回確認をする』
・『念のために窓を閉める』
・『念のため折り畳み傘を持って行く』

「一応」の例文

・『一応終わった』
・『一応すべてのものに名前を書いておく』
・『一応予約をしておく』
・『一応目を通しておく』

まとめ

そうであろうと思われるけれど注意のためにといった意味が同じで、同じように使うことができます。