「ガトーピレネー」と「バームクーヘン」の違いとは?分かりやすく解釈

「ガトーピレネー」と「バームクーヘン」の違いとは?違い

この記事では、「ガトーピレネー」「バームクーヘン」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ガトーピレネー」とは?

バウムクーヘンの原型である「ガトーピレネー」は、スペインの隣に位置するフランスの境にあるピレネー山脈の麓で生まれた伝統的な菓子です。

ぎゅっと詰まった生地は食べ応えがあり、外側はまるで大木のようにおうとつがあるところが可愛らしい木に見えるのが個性的になります。

切った断面は年輪になっていて、外まわりには甘い砂糖を溶かしたアイシングが塗られているのも特徴的です。

このアイシングにはプレーンや苺、マロンといった色々な味が揃うのも魅力の一つになります。


「バームクーヘン」とは?

生地を棒に少しずつ垂らして焼き、円形状にした焼き菓子を「バームクーヘン」といいます。

樹木を意味する“Baum”(バーム)と、ケーキといった意味合いがある“Kuchen”(ケーキ)を掛け合わせたこの焼き菓子は、いくつもの年輪が隙間なく重なるところが樹木を切ったときの断面によく似ているドイツ発祥の焼き菓子です。

ドイツでは普段から食べられていますが、日本では幸せが途切れないことを祈り、結婚式のお返しに選ばれています。

「バームクーヘン」の外側には砂糖で溶かしたアイシングをうっすら塗っているものが一般的です。


「ガトーピレネー」と「バームクーヘン」の違い

「ガトーピレネー」「バームクーヘン」の違いを、分かりやすく解説します。

卵、小麦、乳を混ぜ合わせたものを棒に垂らしながら焼いていく「ガトーピレネー」は、木のように外側におうとつがあり、全体的に「バームクーヘン」よりも形状がいびつになっています。

また、外側に塗るアイシングの味の種類が多いのも特徴的ですし、ナッツが入っていたりと少し違った楽しみ方ができるのも魅力です。

もう一方の「バームクーヘン」は小麦粉や卵、砂糖、バター、スパイス、コーンスターチを混ぜた生地を棒に垂らしてじっくり回しながら焼き重ねたもので、「ガトーピレネー」よりきれいな円形状になっています。

まとめ

生地を薄く重ねていき、焼いた焼き菓子を2つご紹介しましたが、形状がいびつか、それともきれいな円形状で、アイシングの種類が色々あるという違いに目を向けてみるといいでしょう。

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